漫画好きのひとり言

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ハイキュー!! (古舘春一) 398話

牛島のスパイクを日向は懸命に上げる。
しかし、ボールはADのコートへ。
(上げただけでも凄いけどね)

ADのチャンスボール。
シンクロ攻撃の構えだが、牛島日向に返された事から、
もう一本打ちたいと思っていた。

影山もそれに気付いていたから、牛島に託す。

お前(日向)を叩き潰したい

もう牛島には日向しか見えていない。
今度は上げられないくらいのスパイクを叩き込んでやる。

しかし日向は冷静だった。
味方のブロックの位置、牛島が狙うコース。
ボールのスピードや回転。
身構えすぎず、恐れず、せめて上に・・・

ここはビーチ。
頼れるのは自分だけ。
そう思って日向牛島のボールを受ける。

ビーチなら、倒れるどころか、
膝をつけるわけにはいかない。

 

そして、そのレシーブはスパイクの威力を消して、
綺麗に上がる。

 
たまたま真正面にいたから受けられたわけじゃない。
そしてたまたま綺麗に上がったわけじゃない。
 
それは分かる者が見れば、分かること。
日向は凄いレシーバーになった。
 
位置取りの技術やボールコントロール技術、
そしてバランス。
全てが高次元に成長しているのだ。
 
それは高校時代の悔しい退場から繋がっているのでしょう。
全ての経験はこのために。