漫画好きのひとり言

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BEASTARS (板垣巴留) 183話

表通りで草食獣と肉食獣が大喧嘩。
ヤフヤは、これをただの暴動とは思っていなかった。
 
互いが募らせた怒りと欲望、どちらが強いか・・・
そういう地獄みたいな力比べだ。
 
早くレゴシの元に行きたいゴーシャは、
ヤフヤ早く何とかしてと急かすが・・・
 
ゴーシャは肉食なので、草食(サイ)に絡まれてしまう。
このままでは面倒な事になるので、
ゴーシャは俺の敵と言って、絡んできたサイから引き離す。
 
こんな場所で草食と肉食が
仲良く突っ立っていたら目立ってしまうので、
喧嘩のフリをして解決策を考える事に。
 
暴動が収まらない事に頭を痛めるヤフヤだが、
ゴーシャ「この街が好きだ」と言う。
 
それは、これだけ過激な行動に出ても、
誰も牙を立てていないから
皆がお互いの目をしっかり見て怒っている。
牙を立てないよう必死に肉食獣は堪えている。
 
これもヤフヤが種族間で起きる
沢山の事件を解決してきたからだ。
ヤフヤがやってきたことは無駄じゃなかった・・・
 
しかし、ここで大雨による大停電が起きる
街が暗闇に沈む。
 
肉食獣は夜目が利くが、草食獣は全く利かないのだ。
こうなると状況は変わってくる。
肉食獣が欲望に負けて牙を立ててしまう可能性が出てきた。
 
今は理性が勝って耐えているが、いつまで持つか分からない。
そこでヤフヤが暴動の中心に入っていき、宣言する。
 
今動いて良いのは
この黒い悪魔ヤフヤを食べる場合のみとする
 
ヤフヤゴーシャの言う“希望”に賭けた。
誰も動かないでくれ!!