別冊少年チャンピオン 2020年8月号
AIの遺電子 Blue Age （山田胡瓜） 1話
生まれてくる子供は無脳症。
このままでは長く生きられない。
でもヒューマノイドの電脳を移植すれば生き存える。
でも、その子供は自分の子供だと言えるのか？
「頭の中は生き物じゃない」
脳が機械になることで、心も機械になってしまうのが怖い。
心は脳のみに宿るのか？
そもそもヒューマノイドには心がないのか？
結局、生む決心をした夫婦。
本当に愛せるのか？ それは産んだ後も抱いていた思い。
でも杞憂でしたね。
人間は脳だけの生き物じゃない。
「身体が脳に教える」
そんな事も本当にあるかもしれない。
マウントセレブ金田さん （ニャロメロン） 32話 33話
32話 水泳
泳げない金田さん。
身体の2％は必ず水面に浮くらしいが、
彼女の場合、胸が先に浮くので、どうしても溺れてしまうのだ。
背中にも胸を着けて安定させたが、
その格好はスマートと言えたのだろうか。
そもそも補助用なんだから、本物に似せる必要もないのに・・・
セレブは細部にこだわりがち。
33話 コーヒー
セレブなのに高級なコーヒーも飲んだことがないのね。
最初はMAXコーヒーから入ると良いのかもしれない。
無理をして飲んだのは良いが、カフェイン中毒になった金田さん。
その震え、やはり胸に集中するのだろうか。
永遠の陽射しの屍 （森田将文） 3徊
冒頭で奥さんはゾンビに襲われるようなシーンがあったが、
その後、夫に三倉とゆゆを解放するように言うシーンがあり、
この奥さんもゾンビ化を抑えているのかと思った。
その後も普通に会話をしているし、
普通の人間に戻す手立てを考えているのかと思うシーンもあったが、
どれも夫の妄想だったのだ。
ゾンビになった妻を、自分の手で弔うため、
ずっと避難せずに待っていたのか。
三倉の手で罠が作動、
夫はようやく苦しみから解放されたことでしょう。
そして三倉のゾンビ化も進行中。
遺された時間は短いかもしれない。
クワトロバッテリー （高嶋栄充） 9話
好投手の投げ合いで締まった試合に。
先輩達も、今年の一年は大口を叩くだけあると思ったかも。
天宮と優多郎のバッテリーは実に噛み合っていましたが、
一汰と交代するまで あと一人という所で、氷波と組みたいと言ってきた。
大丈夫かなぁ・・・
しかし優多郎って優秀なキャッチャーなんだな。
一汰はその事に気付いてバッテリーを組んでいたのだろうか。
Lost Children （隅山巴文） 3話
ランとユリの出会いが描かれていました。
兄弟と言っても、血が繋がっていた訳じゃないのだね。
ユリは裕福な家庭、優しい母に育てられたが、
ランは貧しい家庭だったようだ。
ランの父親は厳しそうだけど、
子供を救うために火の中に飛び込む所を見ると、
良い人物だったみたいですね。
でもその火災で父を失い、
ランはユリの家に引き取られる事になるのだろうか。
潮が舞い子が舞い （阿部共実） 31話 32話
31話
刀禰がバーグマンに意識しまくり！
バーグマンも自分を見ている？
いや、自分ごときをバーグマンが見ているはずがない！
そんな刀禰の揺れ動く感情が微笑ましいです。
でもバーグマンが刀禰に用があったのは本当。
借りたタオルを返したかったのだ。
汗を拭いてしまったとか、渡す時に脇が見えたとか、
刀禰にとってはご褒美でしかない。
32話
水木と百々瀨の尾行をする前島。
一人だけだとアウトだが、
水木の弟や湖港さんも一緒だから・・・ でもアウトっぽい。
ほろ酔いの湖港さんにドキドキする前島でしたが、
犀賀さんから「出歯亀」と言われ、罪悪感マシマシ。
狐塚さんや雨窪さんを巻き込んでの尾行となりましたが、
二人は何事もなく、そのまま別れて終了。
でも百々瀨が階段を降りきる時に手を差し伸べる水木を見て、
その紳士力が分かる人だけにダメージがいったようだ。
水木君の評価はうなぎ登りだぜ！！
ウィン ある想いの物語 （米原秀幸） 3話
思い出の地に来たことで、ウィンは色々と思い出していましたね。
そしてカズコが翔太に会えない理由も。
距離があるから、あまり会うことが出来ないので、
スマホで繋がろうとしたカズコ。
でも、そのスマホのせいで
翔太は自分の病気の事を知ってしまった。
6歳の翔太には重すぎる真実。
その事を知らないまま逝かせたかったという親の想いは、
そのせいで全て台無しになってしまったのだ。
ウィンには重大な使命があった。
カズコの想いを翔太に届ける。
それを為すためには、どんな困難も乗り越えなくてはいけない！
ウィンとマツの冒険はこれからだ！！
（でも物語はひとまず終了、次号からはフルアヘッドココ！ゼルヴァンス連載再開です）
