漫画好きのひとり言

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BEASTARS (板垣巴留) 191話

草食と肉食が仲良しこよし?
メロンは信じていませんでしたね。
寝転がって、語り始める。
 
裏市をなくしても、この地の血生臭さは簡単には消えない。
それでも、その匂いを嗅いでも、
昔のことだから忘れて、皆仲良くしよう
 
そんな白々しいやりとりが近い将来・・・と、メロンが言うと、
レゴシは「下手だ」と一言。
 
誰かと楽しく会話とかしたことないだろ
アドリブにしたって その会話・・・
あまりにも下手すぎるよ
 
確かに異臭に気付いて口論になるだろう。
でも必死に言い合いをしているうちに
裏市の残り香よりも 今に夢中になる
普段は鋭すぎる皆の嗅覚が鈍るほど会話をする
 
レゴシは、話題を逸らさずに
皆が向き合って語り合うだろうと言うのだ。

たぶん、今後も世の中はたいして変わらない。
でもそういう時間が増えていけば、
皆の意識は変わっていくだろう。
 
メロンは言い合いではレゴシに敵わないと思ったのか、
銃を取り出して自分を撃つ。
ここで自分が死ねば後味の悪い結末になると言うのだ。
 
何かもう・・・ 駄々をこねている子どもみたいだよ。
あと一発撃てば自分は死ねると言うが、
それを邪魔するなら、レゴシを撃つと言うのだ。
 
一発でも撃たれればタダでは済まされない。
ルイは「もう手出しをするな」とレゴシを止めるが、
レゴシは止まらない。
 
メロンが死ぬ所を見たくないのだ。
お前を死なせたくないんだよ メロン!!
 
その頃のゴーシャ達は・・・
怒りのあまり、メロンの父親を押し倒したが、
こんな男に何を言っても無駄だとヤフヤに止められる。
 
それよりもレゴシの所に行くのが先と言われて、
我に返ったゴーシャ。
 
レゴシの元に向かうと、ちょうど銃を取り合う二人が見えた。
慌てて二人に近付くゴーシャとヤフヤ。
メロンはレゴシの「おじいちゃ・・・」という言葉が聞こえたでしょうね。
 
そして響く銃声。
果たしてメロンが撃ったのは誰なのか?