漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

BEASTARS (板垣巴留) 194話

完結までラスト3話!!
扉を見てビックリしたよ。
終わっちゃうのかー
 
それでは本編です。
ルイがジュノとデート!
 
婚約者がいるというのに、
ジュノとデートしていて良いの?と思うわけですが、
なんだかんだ言って惹かれる部分があるのでしょうね。
 
ジュノもデートの誘いを断られなかった事から、
ある確信があったようだ。
 
卒業式の日のキスが忘れられないから、
今日のデートの誘いも断れなかった・・・でしょ?
ちがう?
私の考えすぎ?
そうだって言ってください・・・
 
ルイが何も言わないから、確信から疑念になっていく所に笑う。
でも、そういう所が可愛いと、ルイは思ったようだ。
 
デートなんだし映画でも行くのかと思いましたが、
映画鑑賞なんて自分に自信のない子が
間を持たせるために選ぶデートコースですよ!?ときたものだ。
 
今日は私だけに集中して!
ルイ先輩!
 
ルイは婚約者のアズキとの違いを感じていましたね。
彼女はあくまでもビジネスライク。
ジュノとはあまりにも違う。
 
ジュノは感情をすぐに表に出すし、思った事を何でも口にするし・・・
それがジュノの美点だし、どちらが良いと言うのはないでしょう。
 
そしてジュノは電車でとにかく遠くまで行くと言う。
電車に乗っていると表情がクルクル変わるジュノ。
それだけで映画何本分の価値があるだろうか。
 
ジュノの周りは すべてジュノを演出する
陽の光も 風も 全部

あの卒業式のキスもそうだった
現実味がなくて・・・
自分の立場を忘れそうになる
 
アズキとのキスは何の思い入れもない。
彼女はルイではなくホーンズ財閥を愛しているのだから、
それも当然のことかもしれない。
 
ルイもそれを受け入れたはず。
やんちゃな部下を迎え入れるためにも
ホーンズ財閥を大きくする必要があるのだ。
その為にはアズキと結婚するしかない。
 
だからジュノを諦めなくてはいけない。
ルイは口を開く。
あのキスを忘れられないのは事実。
でも・・・
 
ジュノは「もう会えない」と言われる事が分かっていましたね。
でも、理由を訊かない。
それどころか、ルイがキスを忘れられない理由を語るのだ。
 
それは唇越しに感じたから。
私の・・・切歯と犬歯、あと裂肉歯
そう言いながら、ルイに自分の牙を触らせる。
 
全部覚えて・・・ ルイ先輩
さようなら

これで・・・ 牙のないキスが物足りない体になっちゃいましたね
 
別れの言葉も言えないまま、
ジュノの牙を触った指を見つめるルイ。
本当にジュノの事を忘れられるのか?
 
この勝負、ジュノの勝ちかもしれない。