漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

BEASTARS (板垣巴留) 195話

ハルとデートとは言わないデートをするレゴシ。
最近気になることと言えば、ハルの耳。
耳が明らかに膨らんでいるのだ。
 
ウサギの耳が膨らむというのは苛立っているサイン。
苛立ちによって体温が上昇するウサギは
放熱するために耳の表面積を増やすらしい。
 
熱が出るほど苛ついている原因は・・・
レゴシは自分に原因があるとしたら、何があるか考えた。
 
2度目のプロポーズを待ちくたびれているのか!!
そうだ そうに違いない・・・
俺はこの度“食肉前科”を“特殊経歴”に変えて貰った!
(メロン逮捕の謝礼)
 
よって今の俺は彼女(ハル)との結婚が可能
メロンに買った・・・ バイトも再開した・・・
今の俺は多分 地味に絶好調!!
この波に乗るしかない やるなら今日だ!!
 
そんなわけで2度目のプロポーズをする決意をしたレゴシ。
歩幅を合わせ、ハルの体型に合わせて映画は前の席を取り、
食事はウサギの毛に良いとされるパパイヤの専門店へ。
 
いつものようにハルをエスコートするレゴシですが、
ハルの耳は膨らんだまま。
 
ハルは、今日は自分がレゴシをエスコートするつもりだった
と言っていましたね。
 
それはルイから「レゴシを労ってやれ」と電話が来たから。
その理由は「世界を変えたから」
 
細かいことは分からないが、ハルも何となく分かっていた。
レゴシはそれくらいやってのけた顔をしている。
どんどん格好良くなって、優しくなって・・・
 
そう言われて、レゴシはプロポーズのチャンスと思ったでしょう。
ハルちゃん俺と・・・
 
しかしその言葉を遮るようにハルは言う。
見ていると苛つくの
 
言った途端、ハルの耳がしぼむ。
言いたいことが言えて、苛立ちがなくなったようだ。
そのまま席を立ち、帰ると言うハル。
 
慌てて後を追うレゴシ。
世界を変えたと言われているが、
それよりも難しい戦いが控えていた。
 
たった一言で時間を止めてしまうような力を持つ、
そんな人の心を理解する方がずっと難しい。
 
電車に乗った二人。
不機嫌そうなハルに、
「何か悪い所があるなら教えて」と言うレゴシ。
 
しかし無言のままのハル。
本当にこのまま帰っちゃうつもり・・・?
 
突然、ハルが沈黙を破る。
レゴシくん
結婚しよう
 
レゴシは驚いていましたね。
まさかハルの口から、そんな言葉が出るとは。
 
で すぐに離婚しよう
 
意味が分からない!!
レゴシが混乱するのは当然でしょう。
 
何故、そんなことをしたいのか?
それはレゴシのド肝を抜いてやりたいから
 
レゴシに勝てる所なんて1つもないけど、
恋愛は簡単
ド肝を抜いてやった方が勝ちだもん
 
今のレゴシは自信に満ち溢れていて、
優しくて強くて まるで完璧
このまま あなたと幸せになっちゃったら
私・・・ 敗けたまま・・・ 大昔から何も変わらない・・・
ウサギがオオカミに負けたままなんて嫌だよ
 
レゴシくんを愛している・・・
対等になりたい
永遠に私を追って欲しい
 
やっとハルが苛立っている理由が分かりましたね。
自分に苛立っているとも言えたでしょう。
対等でいたい
 
それでこそハルだ。
オオカミが本気で好きになるウサギだ。
 
愛してる
エスって言って
 
果たしてレゴシの答えは?
次号、最終回!!
 
答えを言って、そして数年後・・・ かな?
それともいきなり数年後の可能性もあるか。
 
まあ、その手を使わずに、
これからもずっと2匹で歩んでいくエンドでも良いと思うけど、
予想の斜め上行くことがあるからなぁ。
最終回が楽しみです!