変と乱 （しおやてるこ） 7話

莉子の家にやって来た涼子と絵美。
絵美は久し振りに莉子の部屋に入れて大興奮。
 
変わっていない・・・　私達の秘密基地
あの時のまま・・・
 
莉子の「絵美　やめろ　黙っていろ」で
おとなしくなるかと思いましたが、
絵美は莉子に名前で呼ばれて更に興奮。
 
手が付けられない絵美に、頭を抱える莉子。
キモイキモイキモイキモイキモイ
なんなの！？　アンタら
 
莉子はこんな大事な時期にクラスを滅茶苦茶にして
頭が可笑しいのではないかと言う。
 
被害者面して・・・
涼子にしてみたら、どの口が言うという所だったのでしょう。
 
絵美は莉子に謝って欲しかったのに、
涼子がそんな態度なので怒っていましたね。
 
今まで莉子に、さんざん振り回されてきたから
解放されたかっただけ
絵美から“あのこと”を聞いて・・・
 
莉子は、先に謝れと言う絵美を制し、
“あのこと”を知ってどう思ったのか、
涼子に訊いていましたね。
 
気持ち悪いって思っているんでしょう？　アタシの事・・・
弟にあんな事をしたから
 
絵美の前で童貞奪ってやった　アタシの罪を
アンタが裁いてくれるの？
 
莉子は耳を疑ったでしょう。
絵美から聞いていた事と違う。
 
絵美にさせたのではないのか？
絵美にもさせたのか？
それで莉子の弟くんが死んだの？
 
真実を知って気分が悪くなった涼子。
 
そして絵美から「全部バラしちゃって～」と言われ、
莉子は気付いた。
絵美は約束を守っていたのだ。
 
莉子と弟くんの事は秘密だと言われていたから、
涼子に言っていなかった。
“莉子にされた事”しか、涼子には言っていなかったのだ。
 
私が莉子を裏切るわけないじゃん
 
気分が悪くなり、トイレで吐いた涼子。
そのまま帰路に就いたが、涼子は後悔していましたね。
 
莉子が弟と・・・
狂っている
私が踏み入れていい事じゃなかった
手に負えない
 
家に着き、「疲れたから休む」と自分のベッドに横たわるが、
浮かんでくるのは莉子と絵美の顔。
 
罪を裁いてくれるの？
責任取ってよ

コロス
 
絵美の憎悪をぶつけられ、起き上がる涼子。
想像以上に深い闇。
涼子はどうするつもりなのでしょうか。
 
まさかの展開だったなぁ。
莉子と絵美の狂気に、もう涼子は耐えられないでしょうね。
逃げるしかないかも。