漫画好きのひとり言

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キューナナハチヨン 978-4 (ヤマモトマナブ) 19話

サイン会は盛況のうちに幕を閉じたわけですが、
実は地元のラジオ局でサイン会の告知をしていたのだ。
 
告知に参加したのは副店長の後藤さん、MOMO、泰弥の三人。
MOMOは当然として、後藤さんも書店情報でお馴染みらしく、慣れたもの。
つまり素人は泰弥のみ!
この人選は博打でしたね。
 
最後の告知を担当しましたが・・・
神様の御利益で素敵な本との出会いがあるかみょひれまやべ!!
 
最後の最後で噛むとは!
オンエアはそのまま流されましたが、
インパクトは大きいでしょう。
泰弥、持っているなぁ。
 
ちなみに今回の悩める人は、このラジオ番組のDJ藤井。
悩み相談にアドバイスしたものの、
アドバイスを受けた人が結果的に上手くいかなかった事で責任を感じ、
それ以降、悩み相談を受け取らなくなってしまった。
 
このままでは番組から降ろさなくてはいけなくなる。
藤井も危機感があり、藁をもすがる思いで神社の中の本屋へ。
 
こうなると泰弥の出番です・・・というか神様の出番か・・・
泰弥が手を触れたら、文章が頭に浮かんできた。
これは坂口安吾の「堕落論
 
そして藤井は堕落論を改めて読んで、
坂口安吾の事を誤解していたと気付いたようだ。
 
この人は人間嫌いなんかじゃない。
人間を愛しているのだ。
 
そして、振り返った。
自分はメッセージを届けてくれたリスナーを信じられていたか?
 
これで吹っ切れましたね。
失敗を恐れてはいけない。
自分に出来る事を精一杯やりたい!
 
オンエアに乗せた言葉を、
きっとリスナーは好意的に受け取ったでしょう。
DJ藤井はこれからだ!
 
ちなみに泰弥は、読書感想文で読んだと言い張っていましたが、
実際には堕落論を読んだことはないようだ。
では、彼の記憶とは一体・・・?