漫画好きのひとり言

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さよなら私のクラマー (新川直司) Episode 53

決勝トーナメント1回戦
浦和邦成の選手が偵察する中、
ワラビーズはふじみ野北を4-1で下す。
 
ふじみ野北戦では宮坂が成長を見せていましたね。
元々蹴れる人間だったが、リスクの方を考える傾向にあった。
 
しかし曽志崎が囮になってくれることで、
大きいのが蹴れるようになったのだ。
成功体験は自信を与え、プレイスキルの広がりは
そのまま戦術、サッカー観の広がりになる
 
宮坂が後方の発射台になれば、
今までその役目をしていた者は、前に出ることが出来る。
4点目を決めたのは曽志崎!
 
桐島千花は複雑な気持ちで曽志崎の活躍を見ていたでしょうね。
中学で後輩だった曽志崎。
その頃から完成されたボランチと言われ絶賛されていた。
 
しかし、それは成長の余地がないと言われているようだった。
浦和邦成に行ったら環境はほぼ変わらない。
つまり成長出来ないのではないか。
 
だから周防スミレだった。
何点取られても諦めない強いメンタリティ。
周防となら殻を破れるかもしれない
自分でも想像出来なかった 自分になれるかもしれない
 
でもまさか蕨青南に行くことになるとは思わなかった
望んだ事とは言え、厳しい環境すぎた
魂が抜けそうだった
 
でも、そこに恩田希もいたのだ
日本は広い
 
私達は強くなります
私のチームは強くなる
 
曽志崎に言われたことを思い出した千花。
望むところだ
 
あんたのチームをぶっ飛ばしてやるぜ 私のチームで
 
ワラビーズは決勝トーナメント2回戦も突破。
ついに決勝リーグへと駒を進める。
 
決勝リーグは4チームの総当たり戦
上位2チームが関東大会への出場権が与えられる
 
決勝リーグ1戦目 春日部南陽
白鳥が囮として機能し、
田勢がゴールを決めるなど、3-1で勝利。
 
そして2戦目 埼玉芳花戦
ここでワラビーズはメンバーを変えてきた。
曽志崎や周防を温存し、
越前や1年の福浜をスターティングオーダーに。
 
監督は少し前から偵察の目を気にしていましたからね。
これ以上研究されるとやりにくくなるから、
メンバーを替えてみたのかな。
 
大事な試合で先発を任された選手は堪ったものじゃないが、
それでも恩田がいる。
大丈夫、みんなでワラビーズだ。