漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

ダーウィンズゲーム (FLIPFLOPs) game#89

久し振りにカナメと逢えて嬉しかったでしょうけど、
カナメの雰囲気が違うし、それに街も平和そのもの。
 
既にシュカは察したでしょうけど、
もう少しこのカナメと話がしたかったのでしょう。
 
ああ なんか良いな
こういうカナメも好きになれる気がする
 
カフェでひと休みしている時に、シュカは訊いてみた。
ダーウィンズゲームって知ってる?」
 
カナメは知らないと言う。
シュカは自分のスマホも確認したが、
ダーウィンズゲームのアプリが入っていない。
 
ここは多分、ダーウィンズゲームが無い世界。
つまり自分の居る世界ではない。
 
そんな時、ククリの声が聞こえた。
「このままだと この世界線のお主と混じり合って
本来のお主に戻れなくなるぞ」
 
シュカも分かっていたのだが、去りがたい気持ちになっていた。
魂が自身の肉体に引き寄せられるのは当然だが、
ここはシュカが本来いるべき世界線ではない。
自分の目的を忘れてはいけない。
 
この世界線のシュカに
「あなたもきっと目の前の男の子を好きになれると思うよ」と話し、
離れていったシュカ。
今度こそ・・・
 
次に見えた世界。
それはマンモス型のグリードに襲われる渋谷だった。
シュカはアジトがあるビルへと向かうと、
そこにはリュージ達の姿があった。
 
今度はビンゴでしょうね。
もしかして、リュージ達が生き延びることが出来たのは、
シュカのアドバイスのおかげ?
 
シュカとは分からないでしょうけど、
何となく、そうした方が良いような気がして・・・的な感じで、
上手く脱出できたとか。
 
そしてクチナワ会と打ち合わせを行なっていたリュージ達。
どうやら教祖のセイゲンが、カナメに会いたいと言っているようだ。
 
カナメについて神託を得たらしく、
それについて話がしたいとのことだ。
 
神託・・・
セイゲンには教徒達とは違う異能があるという事でしょうか。
相手はリュージなのだから、嘘は言っていないでしょうけど・・・
 
心配するリュージに、急に「禿げてもしらねえぞ?」とスイが言う。
いや、その言い方はソータだ。
 
リュージの前に出るのは一年ぶりらしい。
一人になった時は、割と表に出ているらしいが、
スイが強くなって、もう出てくる必要もない、
そろそろ消え時かもと言っていました。
 
でも、その前に訊いておきたいことがあったのでしょうね。
「ぶっちゃけ スイの事どう思ってんの?」
 
しかし鈍いリュージは「強くなった」とか、
「戦闘でも頼りにしている」とか、的外れな事を言う。
 
スイも奥手だし、これは先が思いやられる・・・
ソータは、まだ少し残っていないといけないと思ったかも。
 
そうかー スイとリュージねぇ。
 
その頃、圏外村は正体不明の死体について話し合っていた。
既にグリードが成り代わって潜伏しているだろう。
その目的は人や施設、あるいは・・・情報?
 
東海道打通作戦が計画されている、このタイミングでの事件。
グリードが動きを察知し、妨害しようとしている?
 
そして会議中に輸送部隊が全滅したと連絡が入る。
カナメが遭遇した一件ですね。
これで圏外村の人達にもカナメが帰還した事は伝わったでしょう。
 
検問所を通過したカナメ達。
なんだか見廻りが多い・・・
カナメ達は物々しい雰囲気に、警戒心を高めていましたね。
 
立ち入り禁止区域の警備をしている者達に、
サエキという仲間が近付いてきた。
交代にはまだ早い、それに袖口に血の跡・・・
 
グリードと気が付いたところまでは良かったのですが、
サエキは異能持ちだった。
見た目だけではなく、その異能まで奪えるとは!
 
グリードは警備していた者を殺し、
リーダー格の男の脳から情報を引き出し、その姿に成り変わる。
 
もう何人か優秀な異能持ちを喰らいたいと言っていたが、
つまり異能を複数持つことが出来るというのか。
これは厄介すぎる!
 
カナメが銃声に気付き、
その事を久し振りに再会したタゴナカに伝えると、
嫌な予感がしたようだ。
 
カナメはオージに偵察させようとしたが、
その時、爆音が響く。
 
武器保管庫が爆発したのだ。
グリードが狙っていたのは武器保管庫だった。
どんどん巧妙になっていくグリード。
事態は一刻を争うものになってきているようだ。