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人狼機ウィンヴルガ (綱島志朗) 42話

フォルカと飛花が再会を喜び抱き合う。
久し振りに会うとフォルカは右目を失っていたし、
飛花も鼻に傷を負っていた。
二人とも色々あったという事が分かりますね。
 
飛花がブライトスターに乗っているという事は、
アマガネがこの世にいないと言うこと。
 
でもフォルカは悲しまずに、
操主が飛花になって、アマガネもきっと喜んでいると言う。
フォルカは良い子ですね。
 
そしてフォルカはゼインの事を気にしていました。
敵だった男ですからね。
そりゃ、警戒もするでしょう。
 
でも飛花から真白に惚れて味方になったと言われ、
やや呆れているような感じですが、
「ホント いろいろあったんだね・・・」と、
色々と大変だった事を察してくれたようだ。
 
そして真白もフォルカの元へ。
フォルカは真白が新生アヴァン・ルージュの旗揚げをしてくれた事に
感謝していましたね。
 
アヴァン・ルージュはアマガネがいなくなって壊滅状態だった。
それが天津之黄泉を取り込んで大きくなったのだ。
これは真白でなければ出来なかったこと。
 
真白が気にしたのはフォルカの通信の内容。
グロリアは本国に戻ったはずなのに、
何故、フォルカと一緒にいるのか?
 
グロリアは本国からジオ・ボーラーを奪って脱出した。
それを拠点に活動していたが、今は敵に包囲され動けないでいる。
そんな時、真白達の宣言が聞こえたのだ。
 
身重で動けないグロリアを、
そして彼女と一緒に脱出した市民を、
天津之黄泉まで無事に送り届けて欲しい
 
真白がフォルカの願いを拒む訳がないですね。
女性を解放するのがアヴァン・ルージュでしょ?
もちろん協力するよ!
 
ここでマジコが忠告してきた。
真白が助け出したミホ達の事を放ってでも
グロリアは助けに行かなくてはいけない人なのかと。
 
真白は自分が戦いの中で感じ取った事を正直に話していましたね。
グロリアは他人にも自分にも厳しいが、
部下思いで常に女性の為を考えていた。
 
でも、あの時は黒い自分に囚われていて、
グロリアの部下3人を殺してしまった。
 
その償いもあるが、彼女が大切な人との子を宿したのなら、
その子はボイド世界の未来を象徴する子になる。
だから絶対に守りたいのだ。
 
助け出した人達はマジコと天津之黄泉の人達に任せられる。
だから助けに行かせて欲しいと。
 
ボイド世界の未来・・・そう言われては
マジコも反対出来ないでしょう。
 
こうして二手に分かれる事になりましたが、
トキコという女性の躍兎が二つの隊を中継するようだ。
このトキコはミホを助けた人。
 
ミホは何か心に決めたようですね。
一緒に戦うのでしょうか。
 
別れ際、マジコが「くれぐれも お気を付けて・・・」
念を押してきた。
何か嫌な予感でもしているのでしょうか。
 
そしてフォルカに先導され、
グロリアが居るというジオ・ボーラーに向かう真白達。
 
救難信号を受信し、発信者を助けようとするが、
何と救難信号を出していたのはドミネイターの方だった。
 
よく見ると、ドミネイターの男達が女達に蹂躙されていた。
助けを請う男を握り潰したり、逃げ惑う男を踏み潰したり・・・
 
その光景に真白や飛花だけではなく、フォルカも驚いていましたね。
そして真白は彼女達の蛮行を制す。
 
これではドミネイターと同じ
こんなことをして、恥ずかしくないのか
 
復讐したい気持ちは分かるが、
同じ事をして人として堕ちるのはいただけない。
 
しかし、そんな真白に「何故止めるのです」と言う声が聞こえる。
その声の主はミドリ。
 
これは我が隊の隊規に基づく男への正統な報復です!!
全てはグロリア・ルイーズの名の下に行なわれる正義!!!
 
ミドリの変貌ぶりに驚きましたが、
それよりもグロリア・ルイーズの変貌にも驚きますね。
まさか大切な子供が流れちゃったのか?
 
それにドールマンはどうなってしまったのだろう。
そのせいでグロリアも変わってしまったのだろうか。