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六道の悪女たち (中村勇志) 217話

ヒューマは意識があったが、身体を動かす事が出来ない。
どう見ても負けだが、諦めは悪い男。
 
俺は六道桃助と戦って・・・!!
向日葵乱奈を操る力を学ぶんだァ!!
こんなとこで終わる人間じゃねぇ!!
 
飯沼は、そんなヒューマに
六道と戦うランクじゃねぇってことだと言う。
 
幼い頃に六道を虐めていたヒューマにとって、
受け入れがたい言葉ですよね。
乱奈がいなければ、ただの虐められっ子。
自分の方が絶対に上のはずだと
 
そんな風に思っている時点で、六道にはきっと敵わない。
一生 上には行けないでしょう。
 
それでも負けたヒューマに声を掛ける飯沼。
今日は負けを認めて たまには失敗から学んで出直してこい
そん時は バイクの改造 教えてやるよ
 
この飯沼の言葉を課長と大佐も聞いていて、
激しく同意していましたね。
なるほど それなら失敗から学べる
 (飯沼は改造に失敗しているとは思っていないけど)
 
とにかく飯沼が復帰したのは大きい。
いきり立つ乱奈に、
「お前は信じて待つ女だろ
みっともねぇから黙ってろ」と言って抑える。
これでしばらくは大丈夫でしょう。
 
そして天堂に苦戦する六道にも声を掛ける。
「俺達がいるんだぜ 六道 あちこち心配すんな」
 
飯沼は頼りになりますよね。
これで六道は安心して天堂戦に集中できるでしょう。
 
そして飯沼は沙知代にも声を掛ける。
「六道は必ずお前を救い出す
お前はお前のできることをしろ」
 
沙知代に出来る事・・・予知で六道をサポート?
 
そして六道も気合いを入れ直していた。
「僕のやるべき事は一つ・・・!!
天堂朱鷺貞 お前を倒す!!」
 
本当はダメージが大きくて、立っているのがやっとの飯沼。
でも、それを六道に気取られないようにする所が男ですよね。
 
大佐は飯沼の状態に気付いていて、
いざという時は自分と課長で
乱奈を食い止める覚悟をしていました。
 
そして天堂に立ち向かう六道。
沙知代の予知では天堂を殴り飛ばしていましたが、
何故か予知通りにはいかずに六道は返り討ちに遭っていた。
予知が外れるって・・・・どういうカラクリがあるのだろうか
 
それでも諦めない六道に天堂は言う。
「どうやって俺に勝つ
どこに勝機を見出している」
 
実はまだ六道は奥の手があった。
本当は乱奈に使うつもりだったが、
天堂に勝たなければ何も解決しないのだ。
 
だから使う。
愚連無輪を。
 
なるほど、愚連無輪か。
でも天堂に効くのかなぁ。