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もののがたり(オニグンソウ) 七十三話

京都塞眼にて今後の対策を話し合う塞眼達。
 
まずは辻代表から、辻家で起きた事の報告。
辻家を攻めた敵の狙いは八衢の引手。
 
挂を誘い出し、紅緋を表に引っ張り出された
そして支援として彼女の武器である引手を持ち出すよう
保管庫の封印を解いたが、そこを狙われたのだ。
 
彼らの狙いが現人神の降臨にあるならば、
ぼたんの内にいるマレビトを引き上げ、主人格を逆転させるだろう。
 
そして彼らが引手を欲した理由は、
神降ろしだけは塞眼の術の模倣をするしかなかったから。
 
そこから考えられるのは、付喪神というのは、
現世の術者を取り込むしか常世に働きかける術理を得ないという事。
つまり塞眼の持っている以上の術を唐傘は持たないのだ。
 
理論上、彼らのなぞる術式全てに対策を講じることが出来、
かつ こちらの新手は十分に有効であると考えられる
手数を強みとし、小細工を封殺すれば・・・
後は純粋な力比べに持ち込めるだろう
 
そして、討伐隊によって、彼らの拠点が判明。
これは大きな戦果だ。
 
敵の狙い、限界、居場所。
この3点は判明した。
 
もちろん、限界が分かったとは言え、
全てに対策を講じるのは大変なこと。
でも全ては勝利のため、大樹も覚悟を決めたでしょう。
 
大樹は娘・椿と戦う事も覚悟したでしょうね。
・・・椿ほどの術者が、簡単に取り込まれるとも思わなかったが、
椿の瞳を見たら、これはダメかなと思った。
 
純粋な力比べと言っても、相手の力は強大。
ここはやはり特訓モードに入らなくてはいけません。
菫も白百合も新代表として、指導を受ける。
 
きっと特訓後は今以上に頼もしい存在になっているでしょう。
 
全てはぼたん救出の為に!!