漫画好きのひとり言

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サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE (原作/石ノ森章太郎 漫画/岡崎つぐお) 神話復活編15

いよいよアポロンと決戦。
しかしアポロンはジョーが息を整えるまで待っていた。
アポロン少しのハンデもないものにしたいというのだ。
負けたときの言い訳にされては困るという所だろうか。
 
ジョーはアポロンに訊いていましたね。
自ら進んで・・・ 望んでミュートス・サイボーグになったのかと。
 
アポロンは思うところがあったようですが、否定はしなかった。
我らミュートスは、その姿を神になぞらえて愚かな人類を導く
そのために選ばれた者が集いし 大いなる存在なのだと言う。
 
アポロン達が黒い幽霊団に選ばれた事を そう言うなら
それはジョー達も同じ。
でもジョー達は望んでそうなった訳ではない。
 
それをアポロンに伝えると、
アポロン試作品に泣き言か?と嘲笑う。
 
それは泣き言と言うより、嘆きだった。
 
黒い幽霊団の試作実験体として作られた自分達を基礎にして
ある意味で兄弟でもあるアポロン達を・・・
ミュートス・サイボーグという存在を
この世界から完全に削除しなければならないという
悲しい使命に対する嘆き。
 
しかし、その嘆きはアポロンに伝わらない。
自分達を削除しなくてはならない事を嘆いているという事は、
自分達が勝つ事を前提で嘆いているように受け取ったのでしょうか。
 
怒りに燃えるアポロン
ついに戦闘の火蓋が切って落とされる。
 
その頃、フランソワーズと顔を合わせたヘレナは、
戦いを止める為に力を貸して欲しいとフランソワーズに訴えていた。
 
しかし、それは叶わない話。
フランソワーズ達はミュートスの存在を
完全に削除することが使命だからだ。
 
それはフランソワーズだけではなく、ジョーの使命でもある。
それを知ったヘレナは、フランソワーズに銃を持たせ、私を撃ってと願う。
 
それはジョーやフランソワが困らないように・・・
優しいですよね。
 
でも、その優しさがフランソワーズを苦しめる。
そんなヘレナを撃てるわけがない。
 
でもそれなら、ヘレナは能力の全てを使って
決着をつけるしかないと言う。
 
わたしの能力は仲間を制するために・・・
そして・・・ ジョー達を制するためには・・・
フランソワーズを人質に・・・!
 
アルテミスはついに、その能力を使用する!
 
そして3体のケンタウロスとの戦いに決着をつけた
ジェット、張 張湖、ブリテン
ケンタウロスブリテンのダミーに騙されましたね。
 
ジェットと張 張湖は他の戦いの援護へ。
残ったブリテンはカバ男との戦いに。
カバ男とは戦いにくそうだなぁ。
 
真の姿を見せたヘレナ。
ヘレナの能力とは、どんな複雑な大きな兵器でも
その内側から身体機能融合をする・・・
そしてそれを思うままに操ることが出来る能力。
 
ヘレナはこの能力を使って、何をするつもりなのでしょうか。