漫画好きのひとり言

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つぐもも (浜田よしかづ) 134話

白羽儀の菊理と会った かずやと桐葉。
まずは先日のお礼をしようと言われる。
 
先日のお礼?
そう思った途端、服を切り裂かれ全裸に。
そして手足を捕まれ、身動きが取れない状態になった二人。
 
何をされるのかと思ったら、
いきなり尻を叩かれる二人。
 
あのときの我の痛みぃ!!
思い知れっっ!!!
 
そう言いながら桐葉の尻を叩く白羽儀の菊理。
これでかずやが思い出しましたね。
 
前話でお供え泥棒に折檻をしたが、
それが白羽儀の菊理だったのだ。
 
やっと気が済んだ菊理は二人を目的の場所に連れて行く。
そこにはくくりの姿があった。
そう、くくりの復活こそ、本来の目的。
 
菊理が言うには、身体は完全に修復したが、
霊魂は黄泉国に旅立った後で、今はただの抜け殻
 
しかし肉体と霊魂は未だに霊臍帯で繋がっている。
そこで霊臍帯を通じて上岡くくりの霊魂に呼び掛けたが
反応はなかった。
 
くくりの心に何か抵抗でもあるのか、
あるいは何者かの妨害か・・・
 
古来 上岡は、すそ乱れ鎮守かたき土地。
それ故に指折りの一柱をあてた。
それがくくりだった。
 
これから新たな分け御霊をあてがったところで、
その任を十全には果たせない。
そこで上岡くくりの「黄泉還り」を試みると言うのだ。
 
しかし黄泉還りは邪法。
どんな理由であれ、黄泉国の神々は許さないだろう。
それならば秘密裏に行なわなくてはならない。
 
力の強い菊理が足を運べば、隠し通すことは出来ない。
そこで小さき存在で多少腕が立ち、
しかもくくりに近かったということで、二人に白羽の矢を立てたのだ。
 
この依頼をかずやと桐葉が断るわけがない。
快く引き受けましたが、ここでしらねが異を唱える。
 
この任務は非常に重大。
下手をすれば菊理の立場も悪くなるのだ。
 
しらねの気配を察することが出来ず、
菊理の戯れ(仕返し)も避けられない。
その程度の実力の二人が任務に適役なのか?
 
この僕に勝って証明しろ
 
しらねに実力を示さなくてはいけなくなった かずやと桐葉。
本気になった二人の凄さを思い知らせてやれ!