漫画好きのひとり言

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変と乱 (しおやてるこ) 11話

母親は心配しているが、学校に行くという涼子。
「いい子だね」その言葉が嬉しくて
枠からはみ出さないように生きてきた
 
黒板に「山口莉子は弟を犯して殺した」と貼り紙をした絵美。
クラスメイトは「怖っ」とか「ヤバッ」とか言って引いていたが、
絵美は莉子が変態だって皆にもっと教えるという。
 
それは自分が書いていた莉子の観察日記。
それを見てよと言うのだ。
 
その絵美をカバンで殴りつける莉子。
倒れる絵美に、更にカバンで殴りつけ、蹴りつける。
 
涼子が止めようとしたが、クラスメイトに止められる。
「放っておきなよ」
「面白いから このままやらせておけばいい」
「あんな奴ら自滅すればよくない?」
「ウチらにはカンケイないし」
 
涼子はこんな事を言うクラスメイトに悪寒が走ったでしょうね。
こいつらは莉子の友達ではなかったのか?
怖いのはこいつらだ。
 
貼り紙を剥がし、教壇を蹴り倒す莉子。
莉子が本性を露わにしたことで、絵美は嬉しそう。
 
その絵美の顔に拳を入れる莉子。
さすがにこれはヤバい。
涼子が止めに入るが、「ジャマすんな!!」と押し返される。
 
もう手に負えない、先生を呼ぶしかない。
 
莉子は絵美のマフラーに手をかけ首を絞める。
「死ね」
 
ここで絵美はナイフを取り出し、莉子の脇腹を刺す。
絵美も用意していたのだ。
 
絵美の首を絞め続ける莉子と、
莉子の脇腹を深く突き刺す絵美。
まさに殺し合いだ。
 
推薦がダメになっちゃうかもしれない
お母さん悲しむかな
ごめんね
 
でもこのままの私でいたら
一生後悔する
 
駆け出し、絵美が持つナイフを蹴り落とす。
涼子なりに覚悟して介入したのだ。
莉子は怒りの表情を見せていますが、涼子も退かない。
もう退けない。