六道に命を賭けて勝負と言われ、天道も火が点いた。
最後の起爆装置を押したのだ。
崩壊する校舎。
まさに命を賭けたデスマッチ。
それでも六道は臆せずに天道に攻撃を仕掛ける。
強くなったものです。
しかし当然、校舎にいた仲間もピンチ。
つばきが崩壊に巻き込まれてしまった。
飯沼が抱き止めて危機を逃れましたが、
実に危ない所でした。
六道の仲間だけじゃない。
天道の部下も逃げ出した。
それでも天道は逃げる素振りを見せない。
危険なほど楽しい、危険なほど強くなると言うのだ。
六道も逃げませんでしたね。
沙知代を助けるまで絶対に逃げない。
しぶとく食い下がる六道。
天道は不思議に思っていた。
六道の生命力はどこから来るのか。
「お前は死ぬのが怖くないのか!!」
怖くないわけがないでしょう。
でも負けられない。
危険を求めるって・・・ お前の何処が危険なんだ!!
自分のことしか考えていないお前は危険でもなんでもない!!
生きている実感なんてなくて当然だ!!
お前と違ってこっちは・・・
死なせたくない仲間がたくさんいるんだ!!
六道の強さはここにありますよね。
仲間の命も背負って戦っているのだ。
自分だけの為に戦っている天道に負けるわけにはいかない!!
六道の渾身の一撃が入った!
流れは六道に来ている。
このまま一気に押し切れるか?