漫画好きのひとり言

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ボールルームへようこそ (竹内友) Heat58

せっかく都民大会で優勝したのに、グランプリに出られない。
マリサ先生には出るなと言われたが・・・
 
千夏に「マリサ先生は何だって?」と訊かれたときに、
返答に迷う多々良。
 
運動禁止と言われたが、この2週間練習してきて
特に差し障りがなかったのだし、たった数曲踊るだけなら・・・
 
マリサ先生に内緒で出場しちゃおうか
 
そんな言葉がよぎった。
でも我に返って、グランプリは欠場して
手術後の経過次第で少しずつレッスンを再開していこうと、
正直に先生に言われた事を伝えた。
 
出場したかった
 
それが二人の共通の想い。
でも今は治療に専念する時。
 
もし、内緒で出ちゃおうかと口走っていたら、きっと千夏は
「バカね 普通にバレるでしょ あの人を怒らせて良い事ないよ
大体何なの? その“出場したい”って また花岡さん案件?
静岡の時も思ったけど 他人に振り回されるみたいにして大会目指すのって
不純じゃない?」
 
きっとこんな感じで言われただろう。
(まあ、多々良も動機が不純な事は分かっていたでしょう)
 
誰にも相談できず、自宅に帰った多々良。
父親には言わないといけないが、仕事中なので明日にした。
押し入れに籠もって考え事をする多々良ですが、
父親には分かっていたようですね。
 
多々良が入っていった押し入れをじっと見つめていました。
息子が何か悩んでいるのに気付いたが、
話す気になってから聞けば良いと思ったのでしょう。
 
翌日、一緒に食事の準備をしているときに、
多々良は父親に手術の事を話そうとしたが、
ちょうどそこに電話がかかってきた。
 
知らない番号だったが、出ると釘宮だった。
釘宮に教えられた住所に向かう多々良。
そこは鎌倉。
 
運動着を持ってきて欲しいと言われ、眼の事を伝えると、
自分もあの接触で腰を痛めているからお互い様と言われると、
もう多々良も断れない。
 
一緒にリハビリでもどうかと思って
 
そう言われると多々良も興味が湧いたでしょうね。
でも釘宮は腰だから分かるけど、多々良は眼。
眼のリハビリ?と思わないでもなかった。
 
そこはBresというトレーニング&ダンススタジオ。
到着して釘宮に電話すると中に入るように言われる。
 
共同生活をする施設?と思いながら廊下を歩いていると、
目の前のドアが開く。
驚いて電話を落とすが、ドアを開けた人物は釘宮だった。
そしてあの獰猛な双子の姿も・・・
 
案の定、飛びかかられる多々良。
・・・本当にリハビリになるの?
 
ちなみに4月号は休載。
次回掲載は5月上旬の予定です。