漫画好きのひとり言

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六道の悪女たち (中村勇志) 232話

乱奈さん!!
聞いてほしいことがあります!!
 
きっと大丈夫だ・・・!!
六道を そして乱奈くんを信じよう
皆が見守る中、六道は乱奈に歩み寄っていく。
 
今なら言える
今の僕たちの間には・・・
術のまやかしも何もない
対等な立場だから
 
僕は乱奈さんのことが好きなんだ!!
大好きなんだ!!
 
ずっとずっと・・・ 言えなかった・・・!!
ずっとずっと・・・
ずっと言いたかったんだ!!
 
乱奈さんと出会えたことで僕は変われた!!
沢山の人を救えるようになった!!
 
たくさん危ない目にあったけど
いつも乱奈さんが助けてくれた・・・!!
乱奈さんが僕の人生を
世界を変えてくれたんだ!!
 
わかったんだ
・・・なぜ僕が陰陽術を手にしたのか
 
だから乱奈さん・・・・!!
 
君と出会うためだったんだ
 
僕も必ず 君を幸せにして見せる!!
 
ここで六道は乱奈が髪飾りを付けていないことに気付く。
ちょっと不安になったでしょうね。
 
ここで乱奈は沙知子の言葉を思い出す。
人を好きになるっていうのはねぇ
暴力よりもずっと刺激的なことなの
 
毎日見てきた景色が、恋をした瞬間
全く別の景色に見えなかった?
世界が変わるのよ 人を愛する気持ちには
世界すら変えてしまう力があるの
 
その言葉が乱奈の中で響く。
そして六道の告白で確信に変わったでしょう。
 
涙を流す乱奈。
あの乱奈が涙を流しているのだ。
 
六道くんがいい・・・・
 
六道くんがいい!!
六道くんと一緒にいたい!!
 
私も六道くんのことが大好き
 
周囲も大歓喜で、六道と乱奈に近寄っていく。
皆が笑顔で包まれていた。
 
影で見ていた童子は面白く無さそうでしたね。
結局、そうなるのか
期待して損したよ
 
髪飾りを返し、この場を後にする童子
忘れるなよ 六道桃助
お前が彼女を幸せにできない時には
僕はいつでも奪いに来るからな
 
しかし、そんな機会は永遠に来ないでしょう。
二人は術の力を借りなくても結ばれたのだ。
これぞ真実の愛。
 
次号、最終回!!