六道の悪女たち （中村勇志） 最終話

相変わらず悪女にモテる六道。
亞森高校内でも追い掛けられています。
 
課長や大佐がバリゲートを作って守ろうとしますが、
それで悪女達が止まるわけがない。
 
そんな彼女達の前に現れたのは・・・
六道くん大丈夫？
彼女達を止めるのは、やはり乱奈しかいない。
 
六道と乱奈は、ついに術の力無しで両想いの関係となった
乱奈を更生させることは出来なかったが、
乱奈は六道の気持ちに応えてくれた。
 
そう、悪女のままで
 
乱奈は木刀で廊下を斬り砕き、
「ここは通行止めだ」と六道を追い掛ける悪女達を脅す。
さすがに悪女達もビビって逃げていきました。
 
飯沼が「てめぇ向日葵　殺す気かァ！！」と怒りましたが、
乱奈は全く気にしていない。
 
大丈夫　私は・・・　六道くんに出会えたおかげで
更生できたから
 
更生はできていねぇんだよ！！
（このやり取りは笑った）
 
六道は悪女に追われている時に
時間を気にしていましたが、それは・・・
 
校舎の入口に行くと、つばきと幼田が待っていた。
誰か来るようだ。
 
それは莇美が連れてきた。
ちよりん　連れてきましたわよーっ
 
沙知代だ。
未成年だし、自首したし、反省しているし、
かなり早く刑務所を出る事が出来たようだ。
 
沙知代を迎える六道達。
六道の周りには、たくさんの仲間がいた。
 
これが僕の仲間達
そして・・・　これが僕の理想の学園生活
 
もちろん、これからは平和に過ごせるかというと、
そういう訳にはいかない。
 
沙知代が獄中で出会った超ヤバい暴力女が復学、
鈴蘭たちの隣のクラスにいる暴走族の女、
そして隣町の女番町も編入してくるという。
 
まだまだ六道は悪女に苦労しそうだ。
 
でも大丈夫
六道には乱奈がいるし、乱奈には六道がいる。
これからも足りない部分を補って、
二人三脚で問題を解決していくでしょう。
 
僕の名前は六道桃助
これは・・・　虐められっ子で不良が大嫌いな僕が
理想の学園生活を手にするため
数々の不良達と繰り広げた壮絶な・・・　ラブストーリーだ
 
おしまい
 
連載お疲れ様でした！
中村勇志先生の次回作を楽しみにしています！！