漫画好きのひとり言

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ノラガミ (あだちとか) 93話

大祓のため、高天原に集まった神々。
大祓はいつものことなのか、緊張感はまるでない。
そんな中、弁財天がアラハバキに耳打ちをする。
 
この前の大逆で何柱か代替わりしたが、それだけではなく、
どうも神の秘め事が暴かれた神器も出たと。
 
感染は収まっているが、
処された器や処刑に使われた器は、どれだけいたのか。
そして妖に転じて捨てられた者もいるだろう。
 
可哀想だが、我々はそういうふうに出来ている。
 
集まりの中に恵比寿や大黒天はいなかったが、
それは天照大神の元にいたから。
 
今日の狩りの共に神器を使わないで欲しい
内々に済ませたいが、事が起これば遠慮は要らない
荒御霊に転ずるもやむなし
 
大祓の日にアレを狩ると決めた
狩るのはひとり 黄泉帰りのなにか
情けは無用 天に仇なす大禍なり
 
これは術師の事を言っていますね。
本気で術師を狩ると言うのだ。
 
それを術師は夜卜から聞いていた。
夜卜 おまえ父を売ったのか
本気だったのか
螭が買いかぶっていただけかと思っていた・・・
いや まさか・・・
夜卜に そんな・・・
 
かなりショックを受けていますね。
術師が死ねば、夜卜も死ぬ。
夜卜にそんな勇気があるわけがない。
そう思っていたでしょう。
 
しかし夜卜は天照大神に全て話した。
夜が明ければ大祓が始まる
これで終わりだ あんたも オレも
 
ここで術師は思い付いた。
夜卜は代替わりを考えている。
ひよりの記憶を命綱に代替わりをした後、
子供になった自分の面倒を見て貰うつもりなのだろうと。
 
どこまで都合の良いことを言っているんだろうな こいつは・・・!
そんなだから莠もキレているぞ!
 
いやいや、夜卜は何も言っていないじゃないか。
勝手な妄想で怒るなよ。
困ったものである。