漫画好きのひとり言

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人狼機ウィンヴルガ (綱島志朗) 番外編 変わる天津之黄泉

長老達の支配からの脱却。
大きく変わった天津之黄泉では・・・
 
天津之黄泉システムを私的に扱い、住民を洗脳
私腹を肥やし贅沢三昧
それを支えてきたのが若者と奈落の住民たちです
 
本来 断罪の儀にかける所ですが
あんなものは反吐がでる!
 
よって長老以下 砦の住民すべてに奈落移住を命ずる!!
 
こうして奈落行きを命じられた長老達。
彼女達が行なってきた行為を考えれば、甘い裁定かもしれない。
まあ、贅沢三昧だった長老達に奈落暮らしはキツいものか。
しかし反論はできない。
 
・・・この威圧感・・・
まるで・・・ 奴(ヨミ)を目の前にしているようだ・・・
 
もうあの弱々しい少女はいない。
青歌は立派に天津之黄泉を取り仕切っているのだ。
 
天津之黄泉の兵士達に声を掛ける青歌。
 
アヴァン・ルージュへの補給予定ルートで
ドミネイターの包囲線を突破するまで気を抜かないように
 
出撃する兵士達を見送る青歌。
玖尾孤、ヨミ もう落ち込んで止まったりなんかしないよ
私は・・・ 私が今できることをやる
天津之黄泉の女王として精一杯頑張るから!
 
そして母親の様子を見に行く事にした青歌。
体調も良くなってきたし、眼もだいぶ見えるようになったようだ。
「お母様 入りま・・・」とドアを開けて入っていくと。
 
違あぁう!!
 
いきなり母親からダメ出しをされる青歌。
さすがにビックリしていましたね。
 
・・・・え?
 
青歌ちゃんは そうじゃないもん!!
私を見つけると いつもッ
こう(“お母さまー!”と)胸に飛び込んできてくれた!!
 
それは青歌が幼い頃の話なのだが、
冷凍睡眠状態だった母には、ついこの間の話なのだ。
 
手で青歌の身長を表現し、
「私の中の青歌ちゃんは まだこんななの!」と言う母。
 
青歌ちゃんの成長が盗まれたー!!!
飛び込んでくれなくちゃ やだやだやだー!!!
 
床に寝転がり、駄々をこねる母を見て、
「こんなだっけ・・・」と呆れ気味の青歌。
 
・・・・・真白が旅立った後で良かった
私でこうなんだから あの姿を見たら・・・
 
静奈の中では赤子だった真白が、
今ではナイスバディの女性になっているのですからね。
qあwせdrftgyふじこlp;@:」状態になったでしょう。
 
まだ身体も回復しきっていないんですよ?
そんなことしたら・・・
 
母の身体を心配する青歌ですが、
それでも静奈は引き下がらない。
 
私の子育て返せー!!!
 
涙ながらに訴える母に根負けする青歌。
(どっちが大人なのか・・と思う所)
 
わ・・・分かりました・・・・
 
やったー!!
 
で・・・では いきます!!
 
ばっちこ~い!
 
母親の身体の事を考えて、直前にブレーキをかけて
なるべくソフトに抱き付くようにした青歌。
 
“ドン”と行くのではなく、軽く“とふっ”と抱き付いたのですが・・・
 
ポキッ
 
それでも折れたよ!!
結果、怒られたのは青歌。
 
女王様
甘えたい気持ちも分かりますが・・・
少しは静奈様の体を労っていただかないと・・・
 
・・・はい すみません・・・
謝りながら、母をジッと睨む青歌。
さすがに静奈も居心地が悪かったでしょう。
 
母をベッドに運ぶのにはケンが手伝っていて、
青歌はケンにお礼を言っていた。
ケンは天津之黄泉に匿って貰っていたのだ。
 
「お役に立てる事なら何でも・・・」
 
その言葉を静奈は聞き逃さなかった。
なんと、ケンに夜這いをかけたのだ。
 
ケンは驚いたでしょうね。
人の気配がすると思って目を覚ますと、
全裸の静奈が上に乗っているのだ。
 
し・・・ 静奈様 何を・・・!?
 
私 姉様に憧れていたんです
天津之黄泉の聖水からではなく
外から来た殿方と子を・・・
 
子育てが出来なかったので、もう一度やり直したいらしい。
私の失った子と共に過ごす日々・・・ 取り戻させてください!!
 
襲いかかってきた静奈ですが、さすがにケンの方が強い。
「御免!!」と手刀一発で眠らせていました。
 
しかし、この状況を誰かに見られるのはまずい
早くどかさないと・・・
 
ここで母の姿が見えないため、
「お母さまを見ませんでしたか」と、
ケンの部屋に青歌がやってきた。
 
なんとタイミングの悪い!!
どう見ても、アレの最中に見えたでしょう。
 
あ・・・ あのッ
どうせなら・・・ 私ッ 妹がいいー!!
 
慌てて姿を消す青歌。
果たしてケンは青歌の誤解を解く事が出来たでしょうか。
 
次号は本編再開。
真白を救出するために、ウィンとゼインが動き出す。
そして事情を知らず、駆け付けたマジコ達は・・・?