漫画好きのひとり言

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蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance) Depth:125

“お前達には「戦争」をしてもらう”
アドミラリティー・コードからの最後の勅命。
 
受け取ったものの、どうすれば良いのか分からないキリシマ達。
ハルナは「取れるだけ取った お互いのデータを突き合わせて
まずは分析だ」と言うが、キリシマは
「そちらは任せるわ 戦略や戦術を段取るのは面白いが
対象分析は苦手だ」とハルナに丸投げする気満々。
 
眞は首相官邸に向かったので、
彼からの連絡を待ちつつ蒔絵と合流しようという話になったが、
ここでチョウカイが姿を現わす。
 
チョウカイはキリシマを見て「誰?」と一言。
クマだった時間が長すぎたかー
 
言うと思った、クマじゃなくて悪かったな!
ベンチをかじりながら荒れるキリシマ。
もちろんチョウカイも冗談で言ったのだが。
 
チョウカイがハシラジマを離れるのは珍しいのだが、
用事があって来たのだ。
 
人手が足りなくて困っているんです
ハシラジマの方は謹慎を命じられているイセを代理にして来ました
 
イセは謹慎中
デッキチェアに寝転び、ビーチボールで遊ぶイセ・・・
反省の色はない気が・・・
 
それはともかく、用事とは
キリシマの船体が完成したので曳航して来たというもの。
 
総旗艦から許可が降りて再建造していたのだ。
沖合に碇泊させているので、あとは受領してもらうだけ。
キリシマも嬉しいでしょう。
 
ちなみにハルナの船体も建造中。
間もなく出せるとのこと。
 
それならマヤを伴い、ハルナと蒔絵はキリシマに乗艦して
ハシラジマに向かった方が良いだろう。
 
ここでキリシマは黙ってしまった。
彼女の性格なら、すぐにでも受領するだろうと思ったが・・・
 
そうか船体が戻るのか・・・
なぁハルナ わがままを聞いてくれないか?
 
この地を離れる前にやっておきたい事があるのでしょう。
それは一体・・・
 
アドミラリティー・コードの声は全ての人間に聞こえた。
しかし動揺を見せるわけにはいかない。
学園祭は予定の期日まで行なう。
公式な行事は全て予定のまま執り行う事にしているのだ。
 
上陰次官は鷺宮と連絡を取り合い、情報交換協定を結ぶ話をしていたが、
車外にキリシマの姿を認め、慌てて車を止めさせてキリシマと接触する。
 
たいした事じゃないんだが
一応事情を聞いてみようかと思ってさ
だけど誰に聞いたものか見当もつかなくてね
 
上陰も返答に困ったでしょうね。
彼も混乱しているのだ。
 
キリシマは続ける。
 
だから考えることは止めて
まずはやろうと思っていた事から やる事に決めた
 
上陰もキリシマがやろうとしている事に興味があるでしょう。
あとは車の中で・・・という事になった。
 
それでお話とは?
 
病院を一つ 襲っても良いかな?
 
病院を襲う? 何とも物騒な話じゃないか。
当然、それには理由があるのでしょうけど、
もうちょっと詳細を語って欲しいところですね。
(今回はここまでで、場面が変わります)
 
白鯨と接触したヴァンパイア。
早速、クルーと面会です。
 
再びのお招きをいただき駆逐艦ヴァンパイア
主の巡洋戦艦「レパルス」に成り代わり御礼申し上げます
 
呆気にとられる駒城だが、発言を求められて
ヴァンパイアに礼を言って座って下さいと言うが・・・
 
私はこのままで・・・
私はこの期に及んでもまだ グズで ノロマで 優柔不断な
主の単なる使者でしかありませんので
 
ヴァンパイアは、使者なので
駒城達と同格の席に着くわけにはいかないと言うのだ。
 
ちなみにこの会話はレパルスも聞いている。
グズとかノロマとか言われて、心中穏やかでは無いでしょう。
 
それにしても駒城の反応が変。
その理由は、あまりにもヴァンパイアの印象が前回と違うからだ。
 
そう言われ、理解したヴァンパイア。
以前のキャラに戻り、高飛車な発言をしてみる。
 
相変わらず この船 良いな!
お前達の評価を「最高に近い」から
「最高」に格上げしても良いと思っている!
ヴァンパイアにはまだまだ及ばないけれども
気にする事はない!
 
駒城は、こっちが好みなのだろうか・・・
こちらも魅力的だが、会議を円滑に進めるには先ほどの方が良い。
 
そんなわけでIQ高めのキャラで進めることになりましたが、
ここで響がヴァンパイアに質問する。
 
どなたから演算力を借りてらっしゃるの?
 
さすがは401の元クルー。
ヴァンパイアが演算力を借りている事に気付いていたのだ。
 
コトノから借りていると聞き、響は思う所があったようですが、
ここはそれ以上の追及はありませんでした。
 
ではヴァンパイアは総旗艦直轄という事になるのかというと、
そういうわけでもない。
 
あくまで演算力を お借りているだけで
今もわたくしは グズで ノロマで 優柔不断かつ
欲しがり上手なレパルスの指揮下にあります
 
なんか増えている!
 
とりあえず話を進めることに。
まず白鯨の目的地は北米サンディエゴ。
そこに辿り着くには北米艦隊の警戒ラインを突破しなくてはならない。
 
だからヴァンパイアは警戒ラインを突破するまで
お供すると言うのだ。
 
白鯨としては有難い申し出。
しかし、それでは霧を敵に回してしまうのではないか。
 
そう心配する駒城を、レパルスは
この期に及んでも あなた様は
我々のことを考えてくれるのですね 駒城様
 
駒城の優しさはレパルスも堪らないでしょうね。
そろそろ直接出向いた方が良いのではないか?
 
ここでヴァンパイアはアドミラリティー・コードの
最後の勅命について話しだす。
 
かのコードはこう宣しました
「可能性を示せ」と
 
そこで このヴァンパイア
かように考えた次第です
お聞きいただけますか?
 
これは聞きたいですよね。
以降は126話にて!
 
しかしヴァンパイアが目立つ、目立つ。
もう彼女を主人公にして1本作れるくらいなんじゃないかと。