漫画好きのひとり言

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ノラガミ (あだちとか) 93-2話

術師の攻撃は多彩。
人型だと思ったら獣型になるし、今度は棍に変化。
空にも何か展開している。
なんなんだ あれは
 
兆麻の考えを読み取ったかのように術師が答える。
(空に展開しているのは)善網
善の網と書く
 
移動した場所に人がいた。
戦いに巻き込むわけにはいないので、
夜卜は盾になるが・・・
 
見くびってくれるなよ
莠は善人を傷つけん!!
 
術師は構わず攻撃してきたが、
確かに無関係の人間には当たらなかった。
(その人の目の前にあった自動販売機は壊れたが)
 
確かに莠(雪音)の線引きは完璧に見える。
術師は夜卜を攻撃しながら続ける。
「莠は人々を救いながら人を捜しているんだ
自分を殺した・・・ 父親をな!」
 
雪音にも聞こえるように言う術師。
何とも性格が悪い。
 
夜卜は兆麻に声を掛ける。
「親父を灰にしてやれ!!」
 
夜卜の刀に炎を纏わせ、術師の攻撃を薙ぎ払う。
もちろん、術師も負けていない。
雪音を呼び、「捕らえろ」と命じる。
 
黒い触手のようなモノが空から伸びてきた。
夜卜はこれに捕まるのは不味いと思ったでしょう。
急いで下水道に逃げ込む。
 
何とか術師をまく事が出来たので一息付けたが、
そうなると兆麻は、さっきの夜卜と術師の会話が気になる。
 
姉とか父親とか あれって雪音の・・・
 
兆麻に尋ねられ、夜卜は兆麻を人の姿に戻し、
「その事は忘れろ、でないと勝てなくなる」と伝える。
 
螭器がいない今なら兆麻を無事に帰せるかもしれないんだ
毘沙門のところに!
あいつのことだけ考えてろ
いつもみたいにヴィーナヴィーナって
 
さすがに、ここまで言われると兆麻もムッとしていた。
言われなくても一番に想ってるよ!
それより その呼び方 やめてくれるか?
 
これは夜卜の狙い通り。
雪音の事を考えさせたくないために、
煽って気を逸らしたのだ。
 
その頃、恵比寿はタケミカヅチと共に舟の上。
櫓で漕いで進む小舟で、もちろんタケミカヅチが漕いでいました。
 
何処に向かっているのかというと、術師の出生の地。
先代の恵比寿が遺した唄に手掛かりが残っていると気付いたのだ。
 
先代がその土地を訪れていない事を不思議に思ったが、
さらに前の代の恵比寿が訪れていて、禁足地にしたようだ。
 
そこで何があったか わからないけど
もし そこが 術師の本拠地だったとしたら
神の秘め事が暴かれて全滅したとも考えられる
 
恵比寿の所は主も神器も死亡例が多い
面に喰われたと思っていたが、それだけではないようだ
 
先代は自分の指示に従っていたのか、
螭器の能力を知っていたからなのか定かではないが・・・
 
先代が黄泉には行ったのに、そこには行かなかったということは、
黄泉よりも危険な場所という事かもしれない。
 
でも今は危険を承知で行くしか無い。
恵比寿は一人でも行くつもりでいましたが、
タケミカヅチが名乗りを上げる。
 
オレもついていってやろうか?
おまえ骨がなくて 親に棄てられたくせに
存外 骨がある
 
ジョークはともかく、タケミカヅチならボディーガードにピッタリ。
彼なら神器なしでも何とかなる
 
そんなわけで、二人で中津国に下りて術師の出生地へ。
果たして、何が待つでしょうか。
 
そして隠れた夜卜を探す術師。
殺すと言っていたが、嘘なんだろ?と煽る。
 
術師は夜卜を探しているが、雪音は違った。
父親を捜しているのだ。
 
全然見つからない
まさか死んでいたりしないよな
誰かに召し上げられていたりなんかして
オレのことを忘れて
彼岸で のうのうと生きているわけじゃないよな
 
そんな事を考えていたら、
夜卜が姿を現わして術師を攻撃してきた。
 
でも雪音はそれどころじゃない。
父親の事で頭がいっぱいなのだ。
 
彼岸にいてもいい。
どんな形でも会って 思い出させてやる!
 
父親への想い(恨み)が強すぎたようだ。
暴走し始める雪音。
 
夜卜と術師が声を掛けるが・・・
うるさい邪魔だ
誰だ おまえら
オレは ハルだ!!
 
その頃、雪音の姉は弟からの手紙を手にしていた。
ずっと読む事が出来なかった手紙。
それを読む決意をしたようだ。
 
果たして、そこには何が書いてあるのでしょうか。