漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

人狼機ウィンヴルガ (綱島志朗) 47話

ガイ達の目の前に現れた盤亀。
ミドリ達との戦闘の後で、動かせる人機が少ない事から、
本来なら撤退すべきかもしれないが、
そこに真白がいると思っているので、事を構えるしかない。
 
しかしガイの部隊は優しい者ばかり。
出世も出来ずに索敵任務とは名ばかりの
囮や鉄砲玉に使われてばかりだった。
そんな者達をまとめて、ようやく部隊にしたらしい。
 
ドミネイターにも優しい者はいる。
それをまとめて部隊にするとは、さすがガイですよね。
 
そしてジオ・ボーラーを目の前にして、
マジコは自分の迂闊な行動を悔いていた。
 
真白との合流途中で遭遇した銀の狼。
それは真白の両親の人機だったので、
思わず我を忘れて追い掛けてしまった。
 
盤亀の戦力は、弩狐と牙喊の神獣機と
ミズノハ兵装隊、そして盤亀。
真白と合流するまでは戦闘を控えるつもりでいたが、
こうなっては仕方が無い。
 
その時、ジオ・ボーラーから人機が飛来。
命令を待たずにベルが出撃していたのだ。
ベルは真白と戦いたくて仕方が無い様子です。
 
マジコもやむを得ず応戦を指示するが、
指示をしていないのに勝手に弩狐が出撃

操主は41話でドミネイターから救ったミホだった。
彼女は自分だけが酷く傷付いてしまった事が納得出来ず、
その気持ちを何かにぶつけないと、前には進めないと、
アヴァン・ルージュへの入隊を志願したのだ。
 
マジコはそんな彼女の気持ちを汲み取り、入隊を許可していた。
真白の言う女性の解放
その苦難の道は始まったばかり
ミホのような者はまだまだ生まれ続ける
それを知れば真白は自分を責め 心に影を落とす
 
マジコは守人の戒律を被り真白の理想に賭けた
真白の光を守る盾となると決めたのだ
 
アヴァン・ルージュはそのための組織
天津之黄泉の兵にもその覚悟がある
でもドミネイターへの怒りが原動力のミホは・・・
盾になることを受け入れられるだろうか?
 
・・・それでも盾は 一枚でも多い方がいい・・・
 
真白・ミューラー・・・
あなたは心のまま進みなさい
影は私が引き受けます
それが守人であることを捨て
あなたに賭けた私の贖罪・・・
 
そしてドミネイターを激しく憎むミホ。
その思いに神獣機の中で
最も気持ちが激しい弩狐がリンクしてしまった。
 
しかし素人のミホではベルに敵わない。
ミズノハ兵装隊も出撃するが、ここでベルは気付く。
 
真白は戦場で皆を導くはず。
しかし飛花やゼインも出てこないし・・・
真白は盤亀にいない?
 
それに優しいガイの部隊の兵ではミズノハ兵装隊とは戦いにくい。
それを察したのかガイは盤亀と通信。
 
こちらドミネイター第04独立索敵隊隊長 ガイ・カオルナイト
アヴァン・ルージュ代表 真白・ミューラーと話がしたい
 
この通信を受けて、マジコは思う所があった。
・・・カオルナイト・・・
そしてガイの顔を見て、ケンと何処か似ていると感じていた。
 
ガイの通信に返信するマジコ。
 
こちらはアヴァン・ルージュ代表代理マジコと申します
いきなり恐縮ですが・・・
あなたはケン・カオルナイトをご存知でしょうか?
 
それに対しガイは、ケンは私の兄だと答える。
これでマジコは合点がいった。
銀の狼が導いてくれたのだ。
 
真白の新たな剣になりうる者と出会わせるために・・・
 
ここは交渉して、是非とも味方に付けたい所ですね。
ドミネイターを憎む者が、
どう反応するのか ちょっと怖いけど。
 
このやり取りを聞いていたベル。
真白がいないと知って、盤亀には興味が無くなったようだ。
その代わり、ミドリのいるジオ・ボーラーに
さっきのお礼をさせてもらうと向かっていく。
 
もちろん、ミドリもその動きを察知。
相手が新型の人機と知り、情報収集の為にゼインを利用するようだ。
ゼインならベルに後れを取ることは無いでしょうけど、
ミドリがどんな条件を付けるか、ちょっと心配。