漫画好きのひとり言

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夢見が丘ワンダーランド (増田英二) 11話

両想いのくせに素直になれない春島冬太と氷室炎華。
公園でデートしていても意地の張り合い。
 
せめて手を繋ぎたいが、自分から言うのは癪。
そんな空気を察したのか、入った公園に変わったルールが出来ました。
 
ただいまより この公園は
手を繋がないと出られない公園になりました。
 
何と都合の良い!!
これなら「仕方なく」という理由で手を繋げられるのだが、
そんな時に限ってクラスメイトと遭遇。
恥ずかしくて手なんて繋げない!!
 
ではどうしたら・・・
そんな時に、子供達の遊びに目がいった炎華。
「手繋ぎ鬼」をすれば、自然と手を繋げられる!
 
でも何故か鬼になった者はガチで鬼に。
さすがに捕まりたくないですよね。
今度こそ仕方なく手を繋ぐ事にしたが、またクラスメイトに邪魔される
 
ここまでくると怪しさ爆発ですね。
そう、そのクラスメイトの遠野は炎華に好意を持っていたのだ。
 
このままでは炎華を遠野に取られてしまう?
そんな危機感を持ったのに、冷やかされると素直になれない。
 
鬼になってしまった冬太は必死に炎華を捕まえようとしたが、
「そんなに愛しの炎華ちゃんが俺に取られるって焦ってんのか?」
そう言われて、つい条件反射で「別にこんな女が誰と付き合おうと!」
返してしまった。
 
こんな非常時(常に非常時を非常時と言って良いか分からないが)でも
素直にならない冬太。
さすがに炎華も傷付きましたね。
 
期待なんてしてない
わかってたし
こんな時でも冬太がそう答えることくらい
 
冬太もバカじゃない。
炎華を傷付けてしまったことは分かっているでしょう。
 
子供の頃はあんなに簡単に手を繋げたのに、
いつの間にか「女子と手なんかつなげるかよ!」と強がってしまった。
 
・・・きっともう空は飛べない バリアだって張れない
ただそれでも 今度こそ絶対に手放すわけにはいかないんだよ・・・!!
 
焦れた炎華は「他の誰かと手でも何でも繋げばいい」と言う。
それに対し冬太は、やっと本音をぶつけた。
 
嫌なんだよ!!
他の誰かと手をつなぐのも
お前が他の誰かと手をつないでいるのを見るのも!!
 
遠野は必死に炎華を追う冬太を冷やかすが、
今度はさすがに冬太も負けない。
 
あぁ好きさ 大好きさ!! 悪いかっ!?
そんな分かり切ったこと聞くな バカ!!
 
炎華っ もし・・・
もし俺が 炎華のこと 捕まえられたら その時は
俺とっ 付き合ってくださいっ!!
 
・・・もう離しちゃ ヤだからね・・・?
 
やったぜ!!
今度は手が離れなくなったが、まあ これくらいは・・・ね?