漫画好きのひとり言

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人狼機ウィンヴルガ (綱島志朗) 49話

ベルの命令無視の攻撃を防いだのはゼイン。
マジコは「ゼイン!!真白・ミューラーはどうしたのです!?」と、
最も気掛かりになっていることを訊くが・・・
 
・・・今 命を狙われたのに真白の心配か
あんたには助ける価値がある
真白・ミューラーのためにもな
 
ゼインにそう言われてマジコは
真白の身に何かが起こっている事に気付いたでしょう。
 
ゼインはベルに「人機同士の戦いが好きだろ?」と、
その場を離れて戦いに誘う。
ベルも その誘いに乗って付いていく。
 
残されたガイとミカミは、当然アヴァン・ルージュに警戒され
刃を突き付けられてしまうが、それをマジコが止める。
 
中隊規模とはいえ 今まで争ってきたドミネイターとの協力が
そう簡単にいくとは思っていませんでした
けれど ここで刃を向け直してしたら
せっかく開きかけた道が閉じてしまう・・・
 
・・・先ほどゼインから教えられました
彼の行動は全て 真白・ミューラーを思ってのこと
 
私も同じです
真白・ミューラーの言う女と男が幸せに生きていける世界・・・
それを見てみたい
 
私達は人の意思を汲み理解し合える“紡ぐ者”ではありません
あなたの意思が届かない人もいるでしょう・・・
 
ですがガイ・・・
今はあなたの言葉を信じます
私達には言葉があります
交わしましょう 多くの言葉を
・・・人は
女と男はずっとそうしてきたと思うから・・・
 
そう言いながら笑顔でガイに手を差し伸べるマジコ。
ガイは自分の選択が間違っていなかったと思っているでしょう。
 
そしてゼインとベルは戦闘に。
以前、模擬戦をした事があったが、その時は途中で止められていた。
 
続けていたらゼインが勝ったかもしれないと言っているので、
模擬戦はゼインが優勢だったのでしょう。
 
・・・でも君は真白・ミューラーに負けたんだろ?
真白・ミューラーと戦う為には・・・
君をあっさり倒すくらいでないと その資格が無いわけだ・・・!
 
やってみろと言うゼイン。
真白・ミューラーと戦わせるわけにはいかない。
ゼインは本気でぶつかっていた。
 
しかしベルも強い。
一進一退の攻防は続く。
 
あの時はお互いエルゴだったけど
本当に強いのはどっちかなぁ!
 
そういうベルにゼインは
「・・・・これ以上 おしゃべりする気はない
決めさせてもらうぞ!」と言う。
 
シュトゥルム・ガイスト!!
 
まさに必殺の攻撃。
しかしベルは盾で攻撃を防ぐ。
 
ゼイン 僕が君と真白・ミューラーの
戦闘記録を見てないと思った?
人機のセンサーを切り 音で実体を見極める・・・
そんな破られた技が僕に通じると思ったら大間違いだよ
 
しかしゼインの攻撃はこれだけではない。
ならば・・・
 
分身してベルに攻撃を仕掛けるゼイン。
 
記録に無い攻撃なので、さすがにベルも対処しようがない。
本体はベルの機体の背後に回っていた。
盾の届かない後ろなら・・・・
 
しかしゼインの攻撃は届かない。
 
残念 これ(盾)は硬いだけの ただの装甲板
ダオラグの真の能力は全身を纏うシールドの方なのさ
・・・けど さすがだ ゼイン
こんなにも早く・・・ この力を見せることになるとはね!!
 
次はベルの攻撃のターン。
ダオラグは飛行形態ではクワガタのような形でしたが、
クワガタの顎の部分を刃にして、勠王の両腕を刻んだ後、
強力な蹴りで後方に吹き飛ばしていた。
 
どんなに分身やセンサーで僕を幻惑しても
たった一発・・・たとえ十発の拳でも
このシールドは破れない!
つまり このダオラグに勠王甲壱式は勝てないってことさ!
 
沈黙する勠王を見て、
ベルは自分には真白・ミューラーと戦う資格があると思ったようだ。
 
ベルの攻撃を受けたゼインは意識を失い、夢を見ていた。
それは助けを求めている真白。
「お願い ゼイン・・・ もう・・・ 我慢出来そうにないの・・・!」
 
ミドリの卑劣な責めに真白は陥落寸前?
真白からの悲痛なメッセージを
ゼインは どう受け止めるのでしょうか。
 
早く現実に戻ってきて、ベルを倒して真白を救ってくれー
 
ちなみに次号休載。