漫画好きのひとり言

気まぐれに漫画の感想とか

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic (原作/渡航 作画/伊緒直道) 102話

陽乃と会った八幡と結衣。
プロムについて相談したいと言うと、ちょっとガッカリした表情。
 
相談って言ったら恋愛ごとでしょ普通
 
八幡はすかさず「ご相談って言い方したらお願い事ですよ。普通」と返す。
そしてスマホを取り出し、自分達が企画しているプロムの画像を見せる。
 
これを保護者側にうまくリークして欲しいんです
 
ふーん・・・
わかんないなぁ・・・
 
陽乃が分らないと言ったのは、プロムのことではなく、
何故、八幡がこんな事をしているのかという事。
 
ちゃんと教えてあげたじゃない
君達3人の関係
 
八幡は結衣の犬を助けようとして、
雪乃が乗っていた車のせいで事故に遭った。
ただそれだけの関係。
しかも この話は、とうの昔に決着が付いている。
 
これが本当にあの子のためになるって、
本当に思ってる?
 
八幡は雪乃の事はあまり関係ない
勝手にやっていると言う。
 
だから“共依存”じゃない?
でも、それは言葉の上だけの話
雪乃は自立を選んで関係性を終わらせたいのだ
 
ねぇ。比企谷くんは、なんでそこまでするの?
 
八幡は黙っているが、本当は全部分っていた。
雪乃に対する感情は・・・
 
しかし陽乃には「奉仕精神」と誤魔化す。
 
嘘だと言われるが、本当の事は言わないようだ。
本当に特に言う事はない
 
仮にあったとしても・・・
それを言う相手はあなたじゃない
 
陽乃は、その発言で納得した。
じゃあ リークの件は上手く伝えておいてあげる
依頼を引き受けてくれるようだ。
 
でも相手は陽乃の母親。
まともな論法は通じない。
 
でも話の持っていき方で何とかなる
プロム自体はどうでもいいと思っているはずだから
 
交渉が上手くいきホッとした八幡。
これで終わり・・・ これで終わってしまう
 
結衣は八幡を呼び止めた。
陽乃との会話の中で引っ掛かった言葉があったのだ。
 
ねぇ、ヒッキー
共依存”って、なに?
 
102.5
小さい頃から決められたルートがあった。
自由に振る舞えず、それでも明るい自分を演じた。
それは苦でもなく、時折見せる冷笑でさえ、
もはや自分のものとは思えなくなった。
 
気が付けば、わたしは独りだった
 
周りに人はいた。
好意を寄せてくれる人もいた。
けれどわたしは独りだった。
 
そのあたりからだったろうか
“本物”という言葉に執着するようになったのは
 
結衣が戻ってきた。
八幡から“共依存”の事を聞いて、わざわざ否定しに来たのだ。
「私も、ですか・・・?」と訊いてきたので、答えてあげた。
 
八幡は結衣に依存しちゃっている
それで結衣も嬉しいと思って、何でもしてあげる気になる
本当はこれが一番重症なんだよ
あの子達があんな感じだから、あなたが一番大人にならざるを得ないよね
 
しかし結衣は否定する。
辛そうだったり、頑張っていたりしたら、
何かしてあげたいと思うのは当たり前なこと
だから、そんなんじゃない
 
それは“本物”と呼べるの?
 
そんなの、わかんない
でも“共依存”なんかじゃないです
だって、こんなに痛いから・・・
 
ああ、本当に
この子達は・・・
 
雪乃には「自分なんてあるの?」と、
八幡には「嘘ばかり吐いて、本当の事は言わない」と言ったが、
全て自分に言える事だった。
 
そうやって自分に呪いをかけ続けてきた
もう何が“本物”で、何が“偽物”なのか分らなくなってしまったから
だから、どうかお願い
私に“本物”を見せて
 
陽乃は厳しい言葉を投げ掛けていたが、
八幡や雪乃に期待する部分があるのでしょうね。
きっと困難を乗り越えてくれる。
 
陽乃も変わりたいのかもしれないな。