漫画好きのひとり言

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小林さんちのメイドラゴン (クール教信者) 111話

入口でトール達を待つ小林さん達。

テルネはトールが来るまで小林さんと話をすることに。

 

ワシ・・・ やらかした?

 

まぁ ・・・うん

 

エルマの気持ちより調和勢全体の事を考えての行動でしたが、

色々と見誤っていましたね。

 

でも小林さんもトールに戦って欲しくないのに、

こんな提案をした事を後悔していた。

私は自分の世界の考え方で 生きていくべきなのに

またやってしまった

 

だからせめて見届けようと

こんな場所まで人間がのこのことやってきおったか・・・

コバヤシ・・・ お主って・・・

・・・かわいいな

 

く・・・

 

そしてトールの前に立ちはだかったジー

これでトールも確信した。

やっぱり そっち側でしたね あなた・・・

 

わからず襲撃してきたのか?

たいしたもんじゃねぇかよ

 

関係ありませんからね

ここでトールは小林さんの案をジーにも教える。

混沌勢のトールが屠龍派をぶっ飛ばせば、

自分たちは調和勢の庇護の下で

慎重に動かなければ生きていけないと思い知らされる。

 

ジーもなるほどと思ったようだ。

それなら確かに屠龍派は維持出来ずに散り散りになって

各派閥に吸収されていくだろう。

テルネも戦力の減少を気にすることもない。

 

しかし、この案には穴がある。

俺が! 俺こそがいる!!

俺がいる限り奴らは俺を頼って集まってくる!

そして・・・ お前ごときが俺に勝てるかぁ!?

 

ジーのパンチがトールを襲う。

その衝撃はエルマが食べる手を止めるほどだ。

 

額で拳を受けたトールは額から血が流れるが・・・

まったく・・・ 私・・・ずっと いらいらしていたんですよ

本当に面倒くさい・・・

 

トールの尻尾が赤くなった。

ここまでややこしくしたのは誰だ?

トールの怒りは頂点。

 

ただならぬ気配にジーはたじろいでいた。

何・・・だ!? 何だ お前は!?

 

オマエだ

トールの強烈なパンチがジーの顎にヒット。

その勢いで数メートル後方の壁にめりこみ、

ジーは意識を失う。

 

ジーは私やトールより強いはずなのに・・・

エルマはトールのまさかの勝利に驚いていた。

 

トールの勝利はテルネに伝わっていた。

ジーの意識が飛んだ事でトールの勝利を確信したのだろうか。

 

トールの勝利は宮殿という場所に起因していた。

宮殿には人間の姿でしか入ることはできない。

人間の姿で戦い慣れているトールは色んな竜に有利が取れるのだ。

 

ジーが意識を失ったことでジダが前に出てきた。

ジダの目の前には怒りの形相で睨むトール。

ジダは慌てたが、ジーは起きない。

た 助けて! 助けて母さん!!

 

その声に反応して、ジダは姿を変えた。

3つ目の人格が姿を現わしたのだ。

力が大きく膨れ上がった。

これが主人格か。

 

俺が無理矢理 動けば我が子2人の子供の人格が消えてしまう・・・

だが そのせいでテルネにも大きく迷惑をかけてしまったな・・・

何が屠龍派・・・ つまらん集まりだ

話は聞いていた お前の計画に乗り

混沌勢にはとても敵わんとでも説明しておく

行くがいい・・・ 次世代の終末の竜よ

 

そして小林さん達の所へ向かうトールとエルマ。

エルマはトールの強さに驚いていた。

なんでしょうね・・・ 妙に力が出ました

大切な仲間(エルマ)の為に戦うというのが力になったのか?

 

エルマは立ち止まり、トールに言った。

・・・もう観念して言おう

私はお前が好きだ

 

さすがに結婚はしないようですね。

恋人とも違う。

エルマもトールとはもっと違う関係になりたいようだ。

 

どうなりたいかでは関係性の名付けに悩むから

一緒に何がしたいかだけ言うことに。

私は また一緒に旅がしたい

私とトール・・・ そして今度は小林さんも一緒にな

あの世界でいいんだ・・・ 食べ歩きをしよう

 

そういう関係ならトールも心地良いでしょう。

了承して歩き始めると、別の竜と遭遇。

 

花嫁エルマと・・・ たぶん混沌勢?

 

トールは誰だか分からないようだが、

エルマが「あなた様は・・・!?」と言っているので

かなり上位の竜でしょう。

 

完璧に遅刻して、しかも迷子になっていたようで、

状況を把握出来ていないのだが、混沌勢は敵。

つまり混沌勢は殺して、花嫁を奪い返せば良いのだ。

 

途端に力が溢れ出て、トールも相手が最上位格だと察する。

最後まで戦いますが ここまでかもしれませんね・・・

 

トールでは全く相手にならないのか。

死を覚悟して挑もうとするトールですが、ここでルコアがやってきた。

あー ごめん ごめん

迎えにきたよ オーリ!

 

オーリと言われた竜は、ルコアの友人だった。

そして「友達が来たからいいや」とトールに背を向け去って行く。

嵐のような竜だった・・・

 

そしてオーリはルコアと話をしているうちに

トールの事を思い出したようだ。

「今 気付いた あんな成長したんだ・・・」

 

窮地を切り抜けたトール。

それはテルネにも分かっていたようだ。

切り抜けたか 自分の力を信じる者は

運も縁もつくということよな

 

これで小林さんの目論見通り屠龍派は瓦解。

他の派閥に統合され、目の上のたんこぶも綺麗に消える

あとは元の世界に帰って行方をくらませれば終わり・・か?

いや・・・最後にひとつやることが残っておるじゃろう

 

上位格のジダに勝つだけでは足らんのう!

ジダが弱いと思われて屠龍派の中で下剋上が行なわれることもありうる

混沌勢をもっと強大に見せねば・・・ 例えば・・・

調和勢二位が敗れる・・・とかの!

 

そしてちょうど小林さん達の所に到着したトールとエルマ。

テルネはトールに言っていたのだ。

 

手心は加えぬぞ

ワシは孫をいじめた いじわるババアじゃからな

 

テルネに勝てと!?

いやいや、調和勢二位は伊達じゃないでしょう。

テルネがかなり手加減しないと厳しい気がするよ。