漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

週刊少年ジャンプ 2021年11号

クーロンズ・ボール・パレード (原作/鎌田幹康 作画/福井あしび 1
珍しく野球漫画。
小豆田玉緒は名門野球部のセレクションを受け、試合で活躍したのに、
頭を使う人間は要らないとか何とか言われて落選。
 
でも彼が気に入った龍堂太央は、合格したにも関わらず辞退して、
玉緒と同じ高校の野球部に入る事になるようだ。
弱小野球部が面白みのない名門野球部をぶっ倒す。
そんな展開になりそうな予感。
 
そうなると、かなり王道パターンだな。
 
ブラッククローバー 田畠裕基 ページ282
さすがアスタ!
反魔法の使い手だけに、超魔力の塊である魔神は、
ひとたまりも無かった。
 
しかしホッとしている暇はないでしょう。
さあ、次だ!
 
ウイッチウオッチ 篠原健太 2
ニコの妄想の暴走ぶりとか、なかなか面白かった。
そして魔法は上手く使えるけど、副作用とか笑えて良い感じだった。
 
若干ネームが多い気もするので、読む人を選ぶ可能性はあるけど、
自分は面白いと思う。
 
それにしても魔女とか鬼とか、隠さなくて良いのだろうか・・・
まあ、助けて貰った女性は、それを誰かに言ったとしても、
信じて貰えないでしょうけどね。
 
Dr. STONE (原作/稲垣理一郎 作画/Boichi Z=185
石化装置の完成は近かったし、計画も順調。
死角はないと思ったが、想定外の出来事が待っていた。
 
優しいスイカが瀕死の敵を見捨てるわけがなかった。
でもこれでスイカが囚われた場合、計画はパーになりそう。
 
逃げ上手の若君 松井優征 4話
まずは時行に、やる気を出して貰わないと、話が進まない。
その為には頼重の事を信用して貰わないといけないでしょう。
 
彼には大勢の信者がいた。
その熱気に当てられた時行は、ようやくその気になってきたみたいですね。
ちょっと騙されたっぽいけど。
 
まあでも頼重は、人望だけはありそうな気がしないでもない。
 
アイテルシー (稲岡和佐) #3
強引なやり方をする相生は犯罪者とも言える。
だから警察は動かない。
左近以外は。
 
なんだかんだ言って、左近とのコンビは鉄板のようですね。
しかし相生のターゲットは「殺さないといけない」らしい。
その犯罪者だけは恋に落ちる事はないというのか。
 
SAKAMOTO DAYS (鈴木祐斗) DAYS 11
本気モードになるまで時間がかかりましたね。
でも、これで坂本が後れを取る事はないでしょう。
 
あとはルーか。
酔っ払っている場合じゃないと思うぞ。
 
破壊神マグちゃん (上木敬) 31
今回はデカい化け物だと思ったが、
実はそうでもなかったというオチ。
 
そしてキョーちゃんに憑いたみたいだ。
似た者同士だから、もうグ=ラも悪さしない・・・かな?
 
あやかしトライアングル 矢吹健太朗 32
なるほど画楽にとって
妖巫女(命依)はかけがえのない存在だったのだな。
 
そしてやっとすずの中に命依を感じたのでしょう。
ずっと思い続けていた訳で、その重さに祭里は負けそうだった。
いやいや、すずの気持ちが一番大事だから。
敗北感を味わっている場合じゃないぞ。
 
灼熱のニライカナイ 田村隆平 depth:30
チャコは連れ去られたものの、向かう場所は海底遺跡なのだから、
放っておいても、遭遇する事になるでしょう。
 
海機捜の者は強いと思いますが、相手が悪い気がしますね。
さすがに海神(ポセイドン)はヤバい。
 
アンデッドアンラック (戸塚慶文) No.051
ヒーローになりたくないという思いがリップにはあるみたいですね。
それはある女性との思い出に鍵があるようだ。
 
まあとにかく、リップが協調してくれるようなので、
強化されたオータムでも、恐れる事はないでしょう。
 
仄見える少年 (原作/後藤冬吾 漫画/松浦健人) 23
人形化はヤバいと思ったが、幻覚だったのか。
使い魔が良い仕事をしてくれたね。
さあ次は哀別と伊織の救出だ。
 
BUILD KING 島袋光年 12
思っていた以上に、あっさりクリア。
これはもう終了も近いかもしれない。

惰性67パーセント (紙魚丸) 80話

西田が目覚めると、そこはベッドの上。
見知らぬ部屋だ。
 
あ 起きましたぁ?
 
声のある方向に目を向けると立川という女性がいた。
確かアニメ科の飲み会でやたらと自分の作品を褒めてくれて、
流れで片倉のバーで飲んで・・・ そこからの記憶が無かった
 
先輩 ベロベロに酔っちゃって
道端で寝ようとするから
タクシーでうちまで連れて来ちゃいました
 
やっちまった!
慌てて帰ろうとするが、もう電車もないし、
寝袋もあるので泊まっていってと言われる。
 
先輩の話ももっと聞きたいですし
 
そう言われて、泊まっていく気になった西田。
授業の話などをしていたが、何だか距離が近い立川さん。
 
やけにボディタッチも多いし・・・
さてはこいつ俺の事 好きだな!!
 
いやいや落ち着け、この子は皆にそうなんだ
早合点はいけない
 
そんな事を思っていたら、立川さんから訊かれた
西田さんてドーテーでしょ
 
当たりだが、ここはプライドが勝って否定する。
立川さんから「DTの人って そう言いますよね」と言われるが、
でもそれは非DTでもそう言うわけだし、
言動から区別つけるのは無理が・・・
 
良いですよねぇ ドーテー 可愛くて
 
こちらの思考を読んでいるかのように言葉を被せてきた。
あれ この子 おれの事 好きなんじゃね?
 
そして立川さんが誘ってきた。
ゲームじゃない、アレだ。
気持ちいい事だ。
 
立川さんが俺の手を取り、自分の胸に導く。
 
え? ヤれちゃうの これ マジで?
いやいやいやいや でも よく知りもしない子と
やれそうだから やっちゃえって それどーよ?
 
それにやっちゃったら
こっち(吉澤、北原、五木)のルートは消えちゃうかもよ!
 
やっちゃえばいいじゃん!
誰か一人に絞らずに曖昧に先延ばししてきたお前が
今さら何を言っているんだ。
 
「据え膳食わぬは男の恥」
いいからやっちゃえよ!!
 
自分の本能と会議した結果、決意した西田。
ゴムを取り出そうとすると、立川さんが使っているゴムを出してくれた。
激安だけど 使い心地は問題ないですよ~
 
・・・・あれ?
 
つかぬ事をお聞きしたいのですが
その よくされるんですか なんていうか 性交渉の方は?
 
立川さんはちょっと困ったようだ
いやー でも 普通数えないじゃないですかぁ
ほら 食べたソーセージの本数とか・・・
 
参った。
これはもう自分への好意ではなく、アレが好きだからだ。
 
ちょっと野暮用を思い出したので失礼しまーす!!
 
「やれそうだからやっちゃえ」という不純な動機で挑んだくせに
相手が特別好意を持っていない事に必要以上にショックを受けていたよ。
実に自分勝手なクソ野郎だ。
 
そしていつものように吉澤の所に行くと、そこには・・・
いやぁ 奇遇ですねぇ
・・・本当に奇遇なのか?

もしかして、この子はDT喰いが趣味だったりして。
それにしても西田は五木ちゃんのルートも考えていたのか。
本命:吉澤、対抗:北原、大穴:五木 という感じかな?

もののがたり(オニグンソウ) 七十五話

目覚めると身動きが取れず、目の前には唐傘がいた。
自分が攫われた事を思い出すが、目眩に襲われた。
 
やっぱり辛いかしら
ここは現世と常世の境目だから
 
・・・境目? 何を言って・・・
 
黄泉比良坂とか賽の河原とか言われる所。
つまり常世とは、人の言う“あの世”だ。
 
現世で朽ちた魂は黄泉比良坂を通り常世へ渡り
常世で罪を洗い流した魂は再び現世に生まれ落ちるのを待つ
“行き違い”が時に付喪神を生み、時にぼたんのような神隠しを招く
そして唐傘達は洗い流され常世の奥底に堆積した罪――魂の穢れ
その中に生まれた“モノノ怪
 
元より輪廻から外れた唐傘達は現世に“正しく”生まれることはない
しかし付喪神というイレギュラーな形であれば、
こうして躙り出ることも有り得る
 
出来る事なら真っ当に在りたかった
同胞は今も穢れの沼で悶えている
彼らを掬い上げるには 現人神の力で常世の扉を開放し
現世への入口を広げるしかない

たとえ付喪神という誤った形であっても
それが救済となるなら・・・
 
だからぼたんの協力が必要なのだ
 
そう言いながらぼたんに触れる唐傘。
ぼたんはその言葉が嘘だと瞬時に読み取った。
 
仲間思いにも取れる言葉と裏腹に
その手はあまりにも冷たく、その目はあまりにも・・・
 
そう、嘘だ
彼らは穢れなのだ
現世も常世も穢したいのだ
全てを汚泥の底に飲み込んで 皆で苦しみ のたうち回り
一つにとろけ合いたいのだ
 
ぼたんが協力するわけがないですね。
何をされようと譲る気はない
 
これから行なわれる反魂の儀式は痛みを伴う
まずは器にこびりついた長月ぼたんという人間の魂を刮ぎ落とす
少しずつ 念入りに 剥がされていく
 
しがみついていたいなら好きにすればいい
苦痛が長引くだけだが
 
負けない
負けるもんか
私は――
 
反魂の儀式が始まる
 
この時、兵馬達と行動を共にする付喪神は、
何かヤバいものが這い寄ってきている感覚を覚えていた。
 
唐傘も付喪神だが、自分達とは明らかに異なる存在。
彼らは現世に繋がりを求める“現世寄り”でも
器の記憶に引っ張られる“器寄り”でもない
己の在処が常世に根差す常世寄り”
 
それは付喪神のガワを被っているだけの余所者で、何かが違う。
だから“唐傘の侵攻”というのは、まるきり他人事でもないのだ。
敵だ。
 
明らかに強力な敵。
できれば戦わずに静かに暮らしていたかった。
 
でも平和に暮らすためには、
乗り越えなくてはいけない戦いなのだ。
 
やれるだけやる
塞眼風に言えば“お務めを果たすとき”だ。
 
それは魔の手
現世に在る全てのモノに迫り来る
常世寄りの付喪神 “別世界からの侵略者”
 
その前に打って出る!
京都塞眼が保有する磐座から藁座廻のいる境界に入るのだ。
 
そのメンバーは、もちろん兵馬や婚礼調度達。
帰ってくる時はぼたんも一緒だ。
頼んだぞ、兵馬。