漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance) an extra#04

特別編です。

時間はちょっと(かなり?)前に遡ります。

 

うわーっ!

マグロロボ! マグロロボよ 来い!

 

怯んだぞ! 今だ! レッド

レッド! オレ達もグレート・オーシャンを呼ぶ時だ

おう! オーシャンベース出動!

 

・・・こいつら何やっているんだ

キリシマは艦内で特撮の戦隊モノを鑑賞中。

 

グレート・オーシャンに合体するぞ

了解!

 

となるキリシマ

 

おうよ!

良いぜ

分かったわ!

マグネティック・セイル!

 

それぞれ乗り込んだメカが変形し、合体を始めた。

それを食い入るように見るキリシマ。

 

完成! グレート・オーシャン!

 

おのれ! オーシャン・ファイブ!

 

ダイナミック・ウェーブソード!

 

うぎゃー

 

見たか! 南極帝国め!

例えオレ達一人一人の力は小さくとも

力を合わせれば無敵なのだ!

 

重巡タカオ甲板上にて)

はあああああ・・・

呆れた声を上げたタカオ。

 

ハルナが「合体・・・?」と訊くと

キリシマがそうだ! 合体だ!と答える。

 

あの・・・ 何言ってんの? あんた・・・

 

お前 上司にその口の聞き方はなんだ!

 

ああ・・・ えと・・・ すみません・・・

 

例えオレ達 一人一人の力は小さくとも

力を合わせれば無敵なんだよ!

 

ハルナは「無敵」という言葉を検索。

非常に強くて 対抗出来る相手が居ない状態

対等に値する敵が存在しない状態

・・・なるほど タグ添付記憶

「無敵」素敵な言葉

 

だろ? ハルナ!

 

いやでも 今でもう私ら十分無敵では・・・

 

何を言っている!

人類は進化する

いつ我らを超える存在になるのか分からないって

総旗艦も言っていただろう

 

それはそうだけど

 

だからだ!

我らは今から対策を練って

常に人類の先を行かねばならない!

 

おお・・・

 

で? 艦隊旗艦「コンゴウ」の許可は取ってあるの?

 

タカオの問いに“ぴく”となるキリシマ。

どう見ても許可を取っていない。

 

なるほど・・・ だからワザワザ 私のピケットポイントまで来たのね

 

図星である。

 

とぉーっ!

やぁー

合体を試みるキリシマとハルナ。

 

どりゃあああああ

船体を縦にして、その上にもう1隻。

これは合体というより、縦に並べただけだ。

 

うりゃあああ

船体をクロスさせるが、これも重ねただけ。

 

ずりゃあああッ

マクロスのようなロボに合体変形。

これは凄い合体だが・・・

 

どれもイマイチだな・・・

一長一短ある。

縦に並べただけの合体や

クロスしただけの合体に“長”があるのか謎だが・・・

 

・・・長じているとこなんて1ミリでもあった?

そのままの方が火力も運用性も良かったよね?

 

うーん・・・

グレート・オーシャンは合体して必殺技を繰り出してたんだ・・・

必殺技・・・

必殺技・・・ 必殺・・・ ん? 必殺! そう必殺だ!

 

今度は何?

 

ハルナ!前後に合体だ!

超重力砲のライフリング・ゲージを一直線に並べて!

 

ああ なるほど そうすれば威力は倍近くにはなるわね

 

それだ! 良いぞ!

それやろう!

タカオ! お前も交ざれば もっと強力になるぞ!

 

遠慮します

それなら君らの長女誘えば?

 

ロボの腕をクロスさせ、

・・・遠慮します

 

そして実際に試してみるキリシマとハルナ。

おりゃああああっ

 

船体を前後に合体させた。

やった・・・ やったぞ! これだ!

これで完璧だ!

 

動きづらそう・・・

 

おめでとうキリシマ

ありがとう!ハルナ!

お前のおかげだ! これで我らは無敵だ!

おお

 

はいはい そこまでよ

二人とも「ハマナミ」から気象情報よ

台風が発生したわ

明後日には列島近くを通過する見込み

 

そうかぁ

それじゃ帰るか

 

データを解析して

シミュレーションでより良い構造を模索しよう

ああ・・・そうだな!

それじゃタカオ! またな

達者でな

 

ええ・・・ またね

・・・・・

最初からシミュレーションでやれば良かったのでは?

 

確かにタカオの言う通りだけど、

実際に合体させる方が迫力あって良いモノなのだ。

この頃(3話の前)のタカオでは

ロマンと言うモノが分からないものかもしれないな。