ヤングキングアワーズ 2021年8月号

「蒼き鋼のアルペジオ」、「馬姫様と鹿王子」は、それぞれ別記事にしています。
 
ちなみに「魔もりびと」は休載。
 
土漠の花 （漫画/フクダイクミ　原作/月村了衛）　5話
車のホイールをウインチ代わりにして川を渡るというアイデアは
なるほどと思いました。
 
途中、手を滑らして流されるという危機もありましたが、
何とか対岸に到着。
 
しかし、あと2人という所で追手がやってきてしまった。
このままでは渡河中の2人は、いい的になってしまう。
果たして、渡りきることが出来るでしょうか。
 
ちなみに次号休載。
 
宇宙人ムームー （宮下裕樹）　25話
学祭です。
そのサークルも屋台を出して、活動資金の稼ぎ時です。
そんなわけで天空橋達も修理した家電を売っていました。
 
格安で便利な家電が手に入ると言うことで、人気が出ましたが、
水を差したのは鮫洲さん。
中古品はコンデンサがいつ壊れるか分からないと、
一番痛いところを突いてきた。
 
それも含めてロマンとか天空橋は言うが、
最終的には罵倒し合って、客がドン引き。
荒んだ空気に嫌気が差したようだ。
 
そんな客達を癒したのは、素朴な少女＆田舎の野菜。
勝者、桜子！！
 
なかなか面白かった。
 
ドラゴンズサマー　～クロとわたしの夏休み～ （やまむらはじめ）　＃6
七生さんといさなの父親は顔見知りだったようだ。
まあ、父親の故郷なんだから、顔見知りがいてもおかしくないが、
二人はどんな関係だったのだろうねぇ。
 
それはともかく、
封印の鏡を目の前にして、禍神の式神の襲撃を受け、
大ダメージを受けてしまったクロ。
また封印のアイテムを奪われてしまうのか？
 
GOAT HEAD （安堂維子里）　9話
不味いところを九頭に見られてしまった五味。
これでは裏切ったように思われてしまう。
 
・・・まあ、裏切ったのも同然なんだが。
 
九頭と違って一本筋が通っていない五味。
これは一度痛い目に遭うべきかも。
 
踊る千年家族 （春日井晶）　episode 04
妹が好きすぎる兄に勘違いされ、
命の危機に晒されたテオ。
静かに暮らしていたいだけなのにねぇ。
 
落雷で危なかった兄を救ったのは良いが、
代わりにテオが死んでしまった。
生き返ったけど。
 
死んでしまったテオを見て、兄妹が気絶している最中に
テオはアーサーに助けて貰ってトンズラ。
悪い夢でも見たと思って欲しいところだね。
 
ナくしたナにかのさがシかた （原作/藤野晴海　漫画/片山愁）　29話
ハルにはどうしても助けたかった人がいた。
それはミズキのことだった。
 
ナナシもミズキの事を心配していた。
だからハルはミズキにもナナシの日記を見せたのでしょう。
 
あの頃と同じように苦しいままのミズキ。
ナナシの所へ行こうとして入水したが、
さすがにハルが許さなかった。
 
ナナシは生きようとしていたのに死んでしまった。
なのに、何故ミズキは勝手なことをしているのか。
ハルの怒りは当然でしょう。
 
実は簡単なことだったのだ。
ハルのようにナナシの友達になれば良かったのだ。
 
「仲間に入れて」
その一言で事足りたのだ。
 
でももう遅い。
後悔しか残らない。
 
MUJIN　無尽 （岡田屋鉄蔵）　79話
対照的な家茂と慶喜。
その描写が面白かった。
 
八郎目線ですので家茂寄りの意見になっていますが、
それでも慶喜の事を悪く言っている訳ではなかった。
ただ、賢すぎて周囲が付いていけなかっただけ。
 
しかし家茂の心労は相当なモノでしょう。
志半ばで倒れてもおかしくないな。
 
ますらお　-秘本義経記-　波弦、屋島 （北崎拓）　26話
最初は厄介者というイメージしか無かった。
しかし一緒に過ごしているうちに考えが変わった。
 
義経は源氏の御曹司と言っても、そんじょそこらの御曹司とは違った。
命を預けるだけの器があった。
継信も忠信もそんな義経にぞっこんだ。
 
そして神器を平家の宗盛に届けた那須家の父娘。
しかし中身は鋼の延べ棒だった。
源氏をおびき寄せるため、偽物を置いてあったのだ。
 
こんなモノを護るために、どれだけの血を流したか・・・
那須家は一体、何に命を懸けていたのか・・・
 
そして疲労からか動きが鈍くなってきた義経。
それを教経が見逃さず、義経に狙いを定める。
こ、これは・・・
 
切ない事になりそうな予感。
 
うみそらかぜに花 （大石まさる）　14話
肝試しで暗躍する女子達。
そして更に、その影で暗躍する生徒会
・・・というか主にナナコ先輩だな。
 
肝試しのはずが、こんなオチでは思い出も中途半端だろうな。
でも楽しそうな女子達の描写は良かった。
読者的には満足のいくエピソードだったのではないかな。
 
カメラ、はじめてもいいですか？ （しろ）　22枚目。
性能も大事だけど、好きなカメラを使えば良いと思う。
自分もなんだかんだ言ってオリンパスが好きだし。
 
しかし、こんなカメラ好きの女子高生っているのかなぁ。
作者の趣味丸出しという感じがしないでもなかった。
 
ちなみに次号休載。
 
朱色の仮面 （原作/Dr.Poro　漫画/那波なばな）　5話
仮面の事が色々と分かってきた。
長くつけていると剥がれなくなる。
そして定着化すると副作用がある。
 
優しかったゴウオンが変わってしまったのも、
仮面の定着化が影響したのかもしれない。
 
今回、行動を共にする事になったモクは、
煙の仮面が剥がれなくなったせいで、
2時間おきに煙草を吸わないと呼吸が出来なくなるという副作用があった。
そりゃ剥がして貰いたいわな。
 
ちなみに仮面には危険度があって、
武神の仮面は危険度4。
最大の危険度は5だが、一枚だけあるらしい。
 
その仮面をペルは朱色の仮面と呼んでいた。
なるほど、ここでタイトルになっている仮面か。
 
もしかして、ペル達がすれ違ったバスに乗っていた男が持っている？
どんな凶悪な能力を持っているのだろうか。
 
プラネット・ウィズ （水上悟志）　39話
根津屋は、その面倒くさい性格故に、
色々としなくて良い苦労をしているようだ。
 
後悔してもパワーポーズで自分を取り戻すようにしているが、
状況が好転するわけでは無く、
結局、無職＆金欠で実家へ戻ったのだった。
 
宝くじで100万当たったけど、丘さんにあげちゃったからなー
いや、彼女も不憫だったから、これはこれで正解なんだと思う。
丘さんは酔っていて根津屋のおかげとは思わないだろうけど。
 
本当に損なキャラだなー
でも、そんな根津屋だから好感度が高いのだが。
 
そしていよいよ竜との最終決戦へ！
 
こまったやつら （吉川景都）　3話
永見さんは可愛いからなー
妖怪の仕業と思っていたせいで、
民研の皆に自慢出来る不思議体験だと思っていた永見さん。
 
普通に考えたら不審者の不法侵入で恐怖しか無いはずだけど、
そうは思わなかったのだから、民研に関わって良かったと思っても良いかも。
 
テニスサークルに入ったらしいけど、永見さんも民研に入った方が良いと思う。
 
RED ZONE （白石純）　12話
置いていかれたララを連れてきてあげたのに、
兄は人さらいと勘違いして攻撃してきたよ。
 
ララが助けを求めたなら分かるが、
普通に「ただいま～」と声を掛けているのに・・・
兄はどんな馬鹿だ。
 
でも、兄の変化（変身）はテディに見覚えがあるでしょう。
こいつらは敵という事になるな。
ララも敵か・・　ちょっと戦いにくいだろうな。
 
並木橋通り　アオバ自転車店 （宮尾岳）　159話
自転車くらいは長く乗り続けても良いでしょうね。
安物の自転車が壊れやすいのは、
色々と手を抜いているからか。
なるほどなぁ。
 
ナポレオン　覇道進撃 （長谷川哲也）　126話
国のために尽くしてきたはずなのに、
南フランスでは酷い扱いを受けたナポレオン。
 
王党派という事もあると思うが、
戦争で身内が死んだとなれば、憎んでも仕方が無いかもしれない。
 
戦争なんて国民にしてみれば、勝手に始められて、
有無を言わさずに戦場に連れて行かれてしまうのだから、
堪ったモノではないでしょう。
 
そんな目に遭ってしまえばナポレオンも疑心暗鬼になる。
古参近衛兵の到着は、本気で安堵したかもしれない。
 
古参近衛兵が目的地に着くまでのエピソードは笑った。
皇帝の為なら命を投げ出せる男達は本当に凄い。
 
ドリフターズ （平野耕太）　81幕
飛龍の中で勉強会。
それは島津や管野だって例外じゃない。
 
どんな勉強会を・・・と思ったら、
多聞は関ヶ原の戦いを紹介。
 
布陣図を見せて、東軍と西軍、
どちらが勝ったか訊いていました。
 
ずっと未来に生まれた島津は知っていて当然ですが、
紀元前生まれのスキピオともなると結果は知らないもの。
 
でもスキピオは多聞から情報を聞き出し、そして断言した。
勝ったのは東軍
戦の推移も予想し、それも的中。
これがスキピオか。
 
なかなか載らないけど、読めばやはり面白い。