カワイスギクライシス (城戸みつる) #19 #20
#19
水が怖いよぞらですが、リザには近付きたくて、
少しずつ距離を縮め、ついにはお風呂の縁までやってきたよ。
ここまで来ることが出来たなら、
水への恐怖心も少しは和らいでいるはず。
それではよぞらをお風呂に入れよう。
華澄からの提案に、ちょっと心配するリザ。
猫ってたまに液体かな?って思うほど柔らかいし、
水に入れたらそのまま溶けて無くなりそうな気がするんだ。
・・・何を言っているのかな?
ちなみに母船には、猫が水を怖がる理由として、
猫が液体だからと言ってあるらしい。
猫を見たことがあるフィアナも同意しちゃったので、
母船にいるリザの仲間達は猫に対して、
とんでもない想像をしていそうだ。
しかも華澄から
「猫の体毛は水を弾かなくて渇きにくいから、
ベットリして重くなるせいで水を嫌がる」と教えてもらい、
それをそのまま母船に報告。
液体なのに毛が生えている生き物・・・
混乱するわー
ちなみに小町の猫は猛烈に嫌がるらしい。
薫の猫・いろはは好奇心旺盛で平気らしい。
(「なにこれ~」といういろはの表情が激カワです)
それはともかく、華澄と小町に手伝ってもらって、
よぞらをお風呂に入れます。
何かを察してリザの腕や身体にしがみつくよぞらですが、
華澄は気にせずに洗い始めます。
リザもずぶ濡れです。
ちなみにドライヤーは平気だったよぞら。
うるさいのに慣れているから?
(華澄の容赦ない言い方がいいなぁ)
何にしても手伝ってもらったお礼がしたいというリザ。
そこで華澄はカピバラ温泉を見に行きたいと言う。
リザにとってカピバラは未知の動物ですね。
果たして、カピバラの可愛さに堪えられるかな?
#20
伊豆サボテンパークにやってきました!
(リザの技術を使えばあっと言う間なのだ)
ここにはカピバラ以外の動物もいますが、
カピバラを見るまでは倒れるわけにはいかないので、
リザは一切目をやらずにカピバラの元へ。
お風呂に入っているカピバラを見たリザ。
見ていて不思議な気持ちになっていましたね。
まるで自分も湯船に浸かっている時のようにくつろぐ。
心が和み、癒やされていく。
可愛いがじんわり身体に染み込んでいく・・・
小一時間ほど意識が飛んでいたリザ。
華澄の声で、こちらの世界に戻ってきましたが、
カピバラという名の温泉に浸かっていたとか何とか。
他の動物も見せたいところでしたが、
倒れられると瞬間移動が出来なくなるし、
倒れたリザを抱えての移動は大変すぎる。
レッサーパンダの餌やり体験のアナウンスがあったが、
そんなものに行ったら即死級。
華澄と小町だけで行く事にして、
リザにはその辺でうずくまってもらっている事に。
いや、さすがに本気でうずくまらなくても・・・
リザだって少しは可愛いに慣れたはず!
起き上がったリザが目にしたのはラマ。
ラマ好きの飼育員の解説もあり、
リザはすっかりラマに呑まれてしまったようだ。
(顔がラマのようになっていたよ!)
おかげで瞬間移動の能力が上手く使えず、
目が覚めるまで温泉に入ろうと言う事に。
華澄と小町とリザの入浴シーン・・・だと?
結局、迷惑をかけてしまった・・・と反省するリザですが、
ここで華澄が良い事を言う。
こんな面倒なら いくらでもかけてくれ
友達じゃないか
「迷惑」より「楽しい」がずーっと上回っているからねー
素晴らしき友情に乾杯!
いいわー こういう所。