漫画好きのひとり言

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弱虫ペダル SPARE BIKE (渡辺航) SPARE.90

荒北が注文したデザートがやってきました。
その大きさに驚く待宮達。
 
本デザートフェアの当店本命メニュー
店員さんのお薦めらしい。
 
レースで疲れた体を こいつなら癒やしてくれると
オレは直感した!
そう言う荒北に福富が訊く。
 
それは・・・1人で食う気か?
 
荒北は「山を登る時は常に1人 自分の足でじゃナァイ!!」
これは1人で食べると言っているようなものですね。
 
でも、そんな荒北の発言を無視するかのように
新開が「そいじゃあ 皆で味見といくか」と言うと、
全員がスプーンと小皿を手にしていました。
 
こんな美味しそうなモノを目に前にして、食べない手はない。
止めようとする荒北ですが、そんな暇があったら自分も食べるべき。
スペシャルなデザートは、あっと言う間に・・・
 
そしてこの日のレースの顛末。
 
ゴールまで700m!!
明早と洋南はエースを1年が引いている!!
位置取りが上手いぞ 明早と洋南
 
そんな声が聞こえてくる。
 
洋南の金城はエースの見原、
明早の福富はエースの盾崎を引っ張る。
 
福富は金城が上がってきた事に、少し驚いていた。
一度 金城と待宮は抜いていたのだ。
 
待宮はしばらく自転車から離れていたこともあり、
少々練習不足だった。
しかし、最後の力を振り絞って金城を先頭集団に届けたのだ。
 
待宮の心意気を無駄にしない。
金城はチームメイトの思いを背負っている。
こういう時は強い。
 
それはもちろん福富も同じだが。
 
残り400m!!
最後のコーナーを曲がる!!
 
このコーナーを先に抜けた方が圧倒的に有利だ。
 
皆の思いを!!
強さの証明を!!
 
このゴールで!!!!
 
2人は全力で加速し、
残り200というところでエースに託した。
 
そして結果は洋南の優勝。
僅差の勝利だったでしょうね。
 
ゴール前の様子を語った福富。
そして語り終わる頃には
荒北が注文したパフェも食べ尽くされていました。
 
呆然とする荒北。
どうやら一口しか食べられなかったようだ。
パフェ代は人数割りしたらどうだろう?
 
このエピソードは、もう少しだけ続くようです。