漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

あなたがしてくれなくても(ハルノ晴) 43話

に拒絶されてから、頑張る事を止めた
また仕事に打ち込むようになっていた。
 
まあ、家にいると思い出してしまうから、
居たくないという事もあるのでしょうね。
 
(つわりが終わり)仕事に復帰した川原が、
やはり仕事が好きなんだと再確認したとか、
結局 仕事が生きがいなんだと言っているのを聞き、
すごく分かると言っていた。
 
仕事をしてると満たされて
自分を好きでいられる
ああ、また元に戻っちゃった
 
仕事に打ち込むということは、
帰りが遅くなるということ。
 
が帰宅しても、まだは帰ってきていない。
最近、楓の帰りが遅い。
ちゃんと話をしたいのに これからの事・・・
 
そう言いながら、誠は気が付いたことがあった。
 
別の日、田中君が昇進試験に合格したことを報告してきた。
の指導は分かりやすかったと感謝していましたね。
 
そして田中君は「新名さんみたいな人になりたいんです!」と言う。
男として憧れている。
優しくて頼りになって誠実な新名さんに・・・
 
しかし、それは今のには辛い言葉。
だから、田中君の言葉を否定するように・・・
 
俺は田中さんが思っているような人間じゃないです
 
田中君は驚いたでしょうね。
でもは心底そう思っていた。
 
みちに想いを伝えてからは、
みちを見ても心がザワつくことがなくなった。
冷静に物事を見られるようになって ようやく気付いた
俺が楓にどれだけ酷いことをしてきたか・・・!
 
が努力してくれているのに、
「無理しなくていいよ」と突き放した。
 
「私のこと 嫌いにならないで」と言わせた。
 
他の人を想って抱くことが出来なかった。
 
自分が許せなかった。
 
そんなですが、仕事でミスをした。
得意先と会う約束をしていたのを忘れていたのだ。
同僚から珍しいと言われる
 
同僚に謝ったが、謝る相手が違うと言われていましたね。
そう、本当に謝るべき相手は・・・
 
そして川原と職場で話をしている
雑誌の特集の不倫に目がいった。
 
川原「不倫ってどうやって気付くんだろうね」と訊くと、
「もう怪しいと思った時点で黒だよね」と言われ、ドキッとする。
 
誠を怪しいと思っていたのだ。
嫌な予感は当たってしまうのか?
 
得意先に謝罪に行き、仕事帰りに同僚と飲みに行った
かなりの量を飲んでいましたね。
 
同僚が去った後、一人で飲み続けた
ここは初めてみちと飲みに来た店。
あの時はレスの相談をしただけだった。
まさかみちを好きになるなんて思ってもみなかった。
 
楓に拒否され傷付いていた
なのに・・・いつの間にかみちの事で
頭がいっぱいになっていた
 
誠が求めていたのは夫婦関係の修復だったはずなのに
 
一人で飲んでいたら、
同じように一人で飲んでいた女性が声を掛けてきた。
 
でも結婚していると気付いたようで、
いい男は大体もう人のモノよね
奥様羨ましい 優しそうな旦那さんで・・・
 
最後の言葉がに突き刺さる。
残っていたお酒を一気に飲み干し、店を出た。
 
今まで「優しい」とか「真面目」とか、
勝手にレッテルを貼られ、それに流されてきた。
俺の何を知っているというのか。
 
酔いが回り、路上でへたり込む
雨の中なのでびしょ濡れだ。
 
俺はみっともなくて どうしようもない人間だ
真面目な人は妻以外の人を本気で好きになったりしない
優しい人は妻を傷付けたりしない!
 
びしょ濡れになりながら家に帰った
迎えたは驚いたでしょうね。
 
を見ながら、
レッテルを貼られる事を疑問に思いながら
自分は楓にレッテルを貼っていた
きっと本音で話したら俺から去って行く
楓は俺より仕事を選ぶだろうと
 
でもちゃんと気持ちをぶつけたら
俺のために変わろうとしてくれた
 
もし、俺がもっと早く楓に本音をぶつけられていたら
傷付けずに済んだのに
 
でも、もう遅い。
 
ごめん 楓
 
謝ることしか出来ない
そしてその言葉の意味に気付いたでしょう
 
誠 浮気してるでしょ?
 
きっとは肯定する。
・・・は終わってしまうのか!?
 
次回44話は8月18日掲載予定です。