漫画好きのひとり言

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憂国のモリアーティ (原案/コナン・ドイル 構成/竹内良輔 漫画/三好輝) #52

女王陛下から直々にウィリアム逮捕の依頼を受けたホームズ。
ある条件を提示して、依頼を引き受けたようだ。
 
どんな条件を出したのでしょうね。
兄は「大きく出たな」と言っていましたし、
ホームズも「あいつが命を懸けて作った今の状況・・・・
こんな機会は二度と訪れない
ここで変われなければ どの道 この国は終わりだ」と言っていた。
 
もうウィリアムが犯罪に手を染めなくても、
この国を変えられる、変わると言うのか。
確かに、ウィリアムが理想とする国となるなら、
もうウィリアムが無茶をする必要は無い。
 
ホームズが女王の依頼を引き受けたことは、
すぐに号外として民衆の耳にも入った。
 
この国はウィリアムのせいで貧富を問わず、みなガタガタ。
この闇に終止符を打つ光となるか。
 
ウィリアムは完全に悪者として書かれていますね。
本当はそうじゃないのに・・・
 
ホームズは一息ついた後、
ワトソンにウィリアムについて話していましたね。
 
それを聞くとワトソンはウィリアムのしている事を
非難出来なくなっていましたね。
 
この国を根本から創り変えたいという目的には
多少なりとも共感できる・・・ とは言え・・・
その為の手段が人殺しというのは到底認められるものじゃない・・・
・・・けど・・・ 法で裁けない様な人間を
どう裁けば良いかと言われれば 俺には何も思い浮かばない
 
正義とは何か?
誰にも答えは出せないかもしれないな。
 
そんなワトソンに、ホームズは言う
あいつは俺の大事な友達なんだ・・・
ジョン・・・ お前が俺に気づかせてくれた様に
俺はあいつを救ってやりたい
これはきっと俺にしか出来ない事だ
今度は俺があいつに気付かせてやらねぇといけない
・・・それが友達の義務ってモンだろ?
 
ワトソンはホームズの言葉を聞いて安心していましたね。
そして何が起ころうがホームズを信じると。
 
ちなみにこの事件をワトソンが小説にするようだ。
犯罪卿はとことん悪く書く。
容姿もかなり酷くするらしい。
それが現在発刊されているホームズの小説に繋がるのかな。
 
ホームズは、近いうちにウィリアムから
接触してくると予感していましたね。
 
その予感は当たりましたが、
それより先にルイスがホームズに接触してきた。
ルイスがウィリアムに内緒で接触してきた事から、
ホームズはルイスの目的が分かっていましたね。
 
ウィリアムは本気で死のうとしている。
だから止めて欲しい。
それが出来るのはホームズだけ。
 
当然、ホームズはそうするつもりだった。
ルイスから頼まれるまでもない。
ウィリアムは友達だから。
友達の命を救うのは当然だ。
 
そしてついにホームズはウィリアムと接触
ウィリアムが現れそうな場所に先回りしていたのだ。
 
ウィリアムはホームズが居たことに驚きもしなかった。
ここに来ることが分かっていたなら、
ウィリアムが言いたいことも全て分かっているという事。
 
この物語を シャーロック・ホームズの敵の話を
終わらせてくれるかい?
 
この願いは叶えることが可能でしょう。
逮捕すれば良いのだ。
死んで終わりというのは無しだ。