漫画好きのひとり言

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変と乱 (しおやてるこ) 12話

2人の喧嘩を止めた涼子。
クラスメイトに先生と救急車を呼ぶように言う。
 
刺された所が痛み、よろける莉子を支える涼子。
救急車はもうすぐ来るから頑張ってと莉子を励ますが、
莉子は「死んだって・・・よかったんだ
邪魔した事 許さねー」と、涼子を恨む。
 
絵美は莉子が死んでいない事を悔しがり、
降りたヤツは邪魔する権利ないのにと、
喧嘩を止めた涼子を憎んでいた。
 
恨まれても 憎まれてもいい 死なないで・・・
 
そう言う涼子だったが、内心は違っていた。
恨まれたくないし、憎まれたくもない
二人の憎悪が怖いし、誰かに助けて欲しい
 
どうして?
私のせいで こうなったの?
私は・・・ どこで間違えてしまったんだろう
こんな事 望んでなかったのに
 
私達は どうしたら 救われたの?
 
先生が教室にやって来た。
何があったのか訊かれ、クラスメイトが事情を説明する。
 
莉子と絵美が喧嘩を始めて、絵美が莉子をナイフで刺した。
莉子が殺されてしまうのかと思ったときに涼子が止めた。
 
先生やクラスメイトが喧嘩を止めた涼子を褒める。
クラスメイトは涼子がヒーローみたいだったと言う。
でも、その言葉が涼子には辛かった。
 
違う 私のせい
 
二人がこんな事になったキッカケは、自分が作った。
自分が莉子にあんな事を言わなければ・・・
 
そう、「莉子の事 無理だわ」と言って、
莉子を拒絶した事がキッカケなのだ。
 
そして絵美の協力をして、二人で莉子を困らせようとした。
莉子に勝って気分良くなりたかった。
 
ただそれだけだったのに、
二人の関係は自分が安易に踏み入れて良いモノではなかった。
 
私は・・・ 取り返しのつかない事をしてしまったんだ
 
「私のせい」という言葉を聞いて、絵美は立ち上がる。
そうだよ 涼子さんのせいだよ
責任 取ってよ
臆病者の偽善者は消えろ!!
 
そう言いながら涼子と莉子に近付く絵美。
二人とも死ね!!
ナイフを振りかざしながら迫ってくる絵美。
 
ごめんね お母さん
 
涼子は莉子に覆い被さり、絵美からの攻撃を庇う。
 
当然、絵美の凶器は涼子の背中に・・・
 
次号、最終回!!!!
 
 
絵美は涼子のせいだと言っていますが、
絵美は莉子に恨みがあった訳だし、
涼子が協力しなくても、こうなったのではないだろうか。
 
まあ、その場合、絵美と莉子
どちらかが死んでしまう結末だったかもしれないが・・・