漫画好きのひとり言

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ノラガミ (あだちとか) 94-2話

あたしは水子なんだって
その小さな魂が妖に障られていてね
一か八かで父様が黄泉の言の葉で名付けたんだって

気がついたら目の前に笑顔の父様がいて
「善も悪もないあまえみたいなのが欲しかった」って
抱きしめてくれたわ
 
その後、夜卜が生まれ、
野良は夜卜と人の命を奪っていった。
 
綺麗だったの まるで花散らしの雨
爛漫と咲く花を散らしていく夜卜に癒されてた
そっか・・・ あたし父様だけじゃなく
夜卜にも救われていたのね・・・
 
何故、こんな話をするのか?
それは雪音の手紙を読んだからか?
 
野良は ひよりが疲れているのに気付き
ひどいクマ 少し寝たら?
あたしが火を見ておくから・・・ と言う。
 
早く夜卜と雪音を見つけたい。
その気持ちはあるが、ひよりは動けなかった
 
夜卜の攻撃で傷を負った術師。
使い魔が心配して寄ってきていた。
 
夜卜はクジラのような妖に喰われたままなので、
術師は少し余裕が出来たようだ。
術師は妖の中の夜卜に呼び掛ける。
 
本当に殺す気なら天照に任せておけば楽だろう
何故、そうしない!?

さては・・・本当は俺を助けたいんだな?
誓約でも俺の首は渡さなかったもんなぁ
これは擬装だろ!?
天照が来る前に俺が死んだように見せかけたいんだろ!!
そうだろ夜卜
 
ここで夜卜は妖の中から飛び出してきた。
兆麻を使い術師へ攻撃。
 
火伏せの呪歌で矢尻の雨
怯んだ術師に夜卜は即座に刀で斬りかかる。
 
兆麻は妖の中でヘドロを少し飲んだので一旦退けと言うが、
夜卜は耳を貸さない。
この好機を逃す気はないのでしょう。
 
術師は斬撃を防いだが、
攻撃してきた夜卜が人の命を奪っていた頃の夜卜の姿と重なって見えた。
 
本気で殺そうとしている。
術師も表情を変えましたね。
 
おい 夜卜・・・
父に向かって なんだ その目は!
 
術師の攻撃。
しかし夜卜は全て返し、刀を術師の喉元に向ける。
術師は使い魔のおかげもあって、何とか躱したが危ない所だった。
 
少しは俺の話を聞けよ・・・!
親父の死を擬装する?
なんでいつも そう都合良く考える
あんたは今日 天に殺される
それが親父にとってどれだけ恥なのかもわかってる
 
だから あんたの介錯をしてやるんだ
夜卜が一緒に死んでやる
それでいいだろ親父!
 
これは父への せめてもの手向け。
夜卜の斬撃が術師を襲う。
 
そして迎えた朝。
果たして間に合うのか?
(あれ?雪音は?)