漫画好きのひとり言

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ボールルームへようこそ (竹内友) Heat 61

誘ってくれた人の名は蔵内一創
そして この会話を聞いていたのか、袴田天獄という男性も
お出掛けに参加。
 
多々良は二人の名前を以前から知っていた。
昨年の三笠宮杯で袴田は1位、蔵内は3位だったのだ。
 
凄い人達とお出掛け・・・ まあ、買い物だったのですが、
何か色々と安いからとかお得だからとかで
買い物カゴにどんどん入れるから、ちょっと予算が心配になったよ。
 
でも何故か、多々良は二人と居ると心が落ち着くようだ。
帰り途中で店に寄り、食事をとった三人。
ここで多々良は二人に悩みを打ち明ける。
 
でも自分の事とは言いにくかったようで、
知り合いの話という事で聞いて貰っていた。
 
その知り合いは・・・
上手い女子の実力で優勝させて貰ったくせに
最近ちょっと自信をつけつつある
 
それで憧れの女の子に
ちょっと気を掛けて貰えただけで頭いっぱいで
今の相方の気持ちを蔑ろにしている
 
その憧れの人とは花岡雫
 
当然、袴田と蔵内も雫の事は知っていて、
その知り合いの人は兵藤組くらいの成績は出せている子なの?と聞かれる。
 
それが・・・・涙が出るほど下手くそな
クソ雑魚リーダーなんですよぉぉ
 
多々良は自己評価が厳しいなぁ。
兵藤はライバル視もしていないだろうと言うが
それでは同じフロアに立つのが「楽しみだ」とは、
どういう意味なのだろうか。
 
そして多々良も兵藤の事は一度も意識したことがないし、
正直苦手だし、関わり合いたくないと思っている。
試合で競い合う様な立場だとも毛頭考えていないと言う。
 
それを聞いて、袴田は・・・
そいつは大切な人と思い出作りをしたいだけなんだよ
そういうヤツなの
 
それで多々良は腑に落ちたようだ。
スッキリした。
 
あくまでも知り合いという体で話をしていたが、
蔵内は分かっていた。
 
そしてこんな不純な理由でダンスを好きになって御免なさい
と言う多々良に、不純なんかじゃないと蔵内は伝える。
 
ダンスが好きだという気持ちだけで
今までずっと努力してきたのでしょう?
 
それは蔵内も同じだから。
家庭の事情でダンスを止めることになっている蔵内ですが、
本心は止めたくないのでしょう。
多々良は自分の悩みを聞いて貰ったのだから、
今度は多々良が蔵内の力になってあげる番かも。
 
ちなみに次号休載。