片喰と黄金（北野詠一）　25話 - 漫画好きのひとり言

セントルイスは目前。
コナーとの再会も目前とあって、
アメリアはコナーに元気な姿を見せたい。

しかし、耳は完治していないし、顔色は悪いし、
肌はガサガサだし、（身体は）何もかも細い。
何処から見ても病人。
これでは・・・

アメリアと別行動をしていたデット、アンナ、コナー。
抜け殻のようになっていたコナーを何とかしたくて、
アンナはコナーを鍛える事に。

体に力が漲れば、心もそれに引っ張られるはず！
格闘術を教えるわね！

アンナは困ったら筋肉で解決しがち。
コナーの事を知らないハイラムは、アメリアとの関係を気にしたが、
恋人ではないと聞いてホッとしていた。

ちなみにアメリアは
「そろそろ結婚相手を探しても良いですね」と言っている。
まだ早いと思うが・・・

どんな人が好みなのか？と訊かれ、
「顔が格好良い人です」と答えるアメリア。
ゴリゴリの面食いだ。

それはともかく、
セントルイスに向かうアメリア達は忠告を受けていた。
セントルイスは今　コレラが流行しているぞ！

爆発的に増えた人口に、街は追い付けなかった。
不衛生な環境が感染増加の原因となったのだ。

イザヤのパトロンの家に着いたアメリア達。
そこで意外な言葉を聞く。

コナーさんなら一週間前に出発しましたよ
セオドア（テッド）さんとアンナさんは自宅に戻りました　仕事？とかで

コレラが流行っているので、その選択は間違っていないと思う。
しかしそれではコナーは単独で行動しているという事になる。
当然、不安になる。

そもそもテッドとアンナは何故、帰ってしまったのか？
どういう経緯があったのか・・・

でも、まずは家主に挨拶しなくては！
今までのお礼とテッドの文句を・・・

ここでラルフと呼ばれる男性が姿を現わした。
どうやら、この男性がイザヤのパトロンのようだ。

ラルフは、話に聞いていたよりも人数が多い事を指摘したが、
怒るどころか持て成し甲斐があると喜んでいた。
とてつもなく良い人だ！

アメリアとも挨拶を交わしましたが、
ここでアメリアが驚くべき言葉を放つ。

初めまして　結婚してください

まさに一目惚れだ！
慌てて結婚を前提にお付き合い下さいと言い直すアメリア。
どちらにしても初対面の男性に言う事ではない。

ラルフは年齢的に幼いという理由で断ってきたが、
アメリアもへこたれない。
仮予約を提案して、2年もすれば大人なので、
その時に再検討して欲しいと言う。

ラルフの意思を抜きにして、話をドンドン進めていくのに笑ったなぁ。
それはともかく、気になるのはコナーの事。
一段落付いてから、お茶を飲みながらラルフの話を聞くことに。

3人は端的に言えば　レスリング大会をして解散した

？
謎は一層深まったぜ！

話は遡り、アンナがコナーの身体を鍛える所に戻る。
アンナはコナーにレスリングを教えた。
コナーも疲れて、余計な事を考えずに済んだでしょう。

そしてラルフ邸に到着。
コレラから逃れる為に2日後の出発とした。

風呂に入って一息ついたが、これが良くなかった。
コナーはここで思い返したのだ。
アメリアを撃ち殺そうとしてしまったことを。

心が壊れそうになった。

ここでアンナが乱入。
慌てるコナーに、アンナは
「今からレスリング大会をします！」と宣言する。

誰と誰が戦うのか？
そう思っていたら、コナーとテッドだった。

コナーがあまりにもウジウジしているので腹が立って、
締めてやろうとテッドもアンナに鍛えて貰っていたのだ。

つまりアンナは別々に二人を鍛えていたのか・・・
どれだけタフな人なんだ！！

戸惑うコナーですが、容赦なく勝負が始まる。
力ではコナーが上だが、テッドは迫力で圧す。

組みに来ないコナーに怒りながらテッドは言う。
チビだから手加減？
適当にあしらっときゃあいいって？
ああ気にくわねえ！！
ずーっとウジウジ　グズグズ　アメリア　アメリアって
俺達を無視してんじゃねえ！！！

本気のテッドに慌てるコナー。
この時、ようやくコナーは正面からテッドを見たようだ。

ようやく目が合ったな

テッドの熱い想いはコナーを変えたのか？
そもそも何故、コナーは単独行動に？
色々気になる次回です。