漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance) Depth:130

とにかくショウカクに謝るズイカク。

楽しすぎて! 連絡するのを! 忘れていました!

 

釣りが楽しすぎたと説明するズイカク。

そんなズイカクにショウカクは怒りをぶつける。

私が・・・ 私が

どれだけ苦労と心配を重ねた事か・・・

 

あんたねぇ! 言ったじゃん!

2人でプロゲーミングチーム作って

テッペン目指そうねって言ったじゃん!

北米のeフロンティアリーグでトップ取ろうねって!

そして賞金でVチューバーのマネージング会社作って

左団扇で暮らそうねって!!

 

そんな理由!?

ショウカクもショウカクだった。

 

そして語られたショウカクの苦労話。

FPSやMMO、RTSの全大会を

ショウカクはチームを騙って1人で全役こなして参加していた。

中継で流れる音声チャットは全部 音声とイントネーションを変えて

1人で喋りまくったのだ。

128対128のサーバーでやった事もあったが、

まさか対戦相手は128人が全部ショウカク1人とは思わなかったでしょう。

 

さすがにズイカクも哀れになったのか、素直に謝っていましたね。

「ごめんね☆」と。

ショウカクは話を続ける。

 

私がなんで直接出張って来たか分かってる!?

カガの目を盗み、ゲームで培ってきたステルスプレイの技術を総動員して

わざわざここまで! まぁ・・・ アカギには見つかってしまったけど・・・

 

・・・反省しています

だいたい あんたはメンタルモデル持った頃から・・・

 

しかしここでショウカクは話を中断する。

何かを感じ取って、遠くを見つめていた。

・・・あれ・・・これって

 

イカクも感じ取ったようだ。

これは・・・ 間違いないよ

2人は何を感じ取り、確信したのでしょうか。

 

そしてヴァンパイアに先導されて移動を開始した白鯨。

ヴァンパイアの音場より外に出ないように指示され、

ヴァンパイアとの距離を詰めていた。

 

後方乱流域に入ったことで、バランスを崩す事になるが、

元々かなりのリスクを背負っているのだから、

それが多少増えても僅かなモノ。

とにかくヴァンパイアとの距離を詰めるしかない。

 

そして北米方面艦隊とコンタクトを取るヴァンパイア。

判明した北米艦隊の位置情報を白鯨に送ったが、

白鯨のモニターに映し出された艦艇の数は膨大なモノだった。

 

これだけの艦艇の目を盗んで先に進めるのか?

それはヴァンパイアも同じ気持ちでしょう。

「レパルス」早く来て

 

その頃のタカオ達。

洋上に浮かぶ自分の船体を見て喜ぶタカオとキリシマ。

タカオも重巡だからそれなりに大きいが、キリシマは戦艦。

そのサイズは人の目からしたら圧倒的だ。

 

イオリに「好きな所に連れて行ってやる」と宣言し、

自分の船体に乗せるキリシマ。

船体内部には人間用の設備を備えたらしい。

 

それもイオリを運んだ後、蒔絵を乗せないといけないから。

蒔絵さん?とイオリが訊くと、キリシマはこう答えた。

ああ 我が艦隊のボスだ

 

そう言いながらタラップを登るキリシマだったが、

何かを感知して足を止める。

もちろん、一緒にいたタカオとアタゴも気付いた。

・・・・ この波動は・・・・ 超重力砲

 

それは日本政府と会談中のコンゴウも感知していた。

誰かが 超重力砲を撃った

それも

一撃や二撃ではない

 

方角は北。

北の海で複数発の超重力砲が撃たれたという事か。

一体、何が起きているというのか・・・