ハイキュー!! (古舘春一) 最終話(402話)
バレーをやめた者もいるが、バレーが嫌いになった訳じゃない。
かつてのチームメイトやライバルが、
プロになり、活躍すれば嬉しいし(自慢もしたいし)、
世界を相手に戦えば応援したくなる。
練習はツラいし、試合に負ければ悔しい。
でもここにいる者は、
バレーに関わった事を後悔していない者達でしょう。
驚いたのは、オリンピックでアルゼンチンと戦いましたが、
何と及川がアルゼンチンのチームにいたこと。
高校時代は一度も全国へ行けなかったため、無名だった及川。
でも彼の実力は決して全国大会に出た者に引けを取らない。
それはアルゼンチンの代表に選ばれている事で証明されたでしょう。
まあ、まさか日本の前に立ちはだかるとは思わなかったが。
しかし今の日本代表には、この二人がいる。
日向と影山だ。
(宮や牛島、木兎、佐久早、星海・・・と妖怪世代勢揃い!)
強敵アルゼンチンに一泡吹かす高い位置からの日向のアタック。
これが伝説のコンビだ!!
日向と影山、この二人は時にチームメイトであり、
ライバルでもある。
今日は俺が勝つ!!
それは世界一を決める大舞台でも変わらない。
そしてきっと何十年経っても二人の勝負は続くでしょう。
何万勝でも何万敗でもしてくれ!
連載お疲れ様でした!
古舘春一先生の次回作を楽しみにしています。