漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

BEASTARS (板垣巴留) 190話

ゴーシャが門を破壊したおかげで、
表通りから裏市が丸見えになった。
裏市の看板という看板に「肉」の文字。
 
センター街では嗅いだことが無い臭いがした。
なんだか血生臭い・・・
 
表通りから裏市を覗いていた獣達は、
ルイの言葉を思い出した。
 
全種族へのお願いです!!
裏市から目を背けないでください!!
あそこにあるすべての現実に目を向けてください!!
 
草食獣が見るものでは決してないが・・・
とりあえず任意で足を踏み入れてみる事に。
 
七面鳥が目にしたのは、七面鳥丸焼き店。
さすがに言葉を失う。
 
そして、いきなりその店を破壊したのは肉食獣。
泣きながら七面鳥に訴える。
 
やっぱり・・・ 裏市なんて
あんたら草食獣に見せられるもんじゃねぇよ!!
こんなの正気じゃない 俺達は・・・ 肉食獣は・・・
草食獣を傷付けたくて食べたいと思ってるんじゃないんだ!!
 
その言葉に呼応するように、他の肉食獣も店を壊し始める。
肉食だけじゃない草食も棒や石を持って破壊し始める。
 
そこには笑顔があった。
草食も肉食も笑顔だ。
 
破壊する音はレゴシの耳にも入った。
何か音・・・が・・・?
いつの間にか形勢逆転してメロンがレゴシの首を絞めていた、
 
メロンは天国からのお迎えの音だろと言う。
これは殺し合い
結局、お前は俺を殺せない!!
俺はできる
この世の憎しみで固め作られたような俺にはな!!
 
二人の闘いを見つめるルイや管理組合のリーダー。
組合のリーダーは、本来は縄張り争いの日なのに、
草食獣まで観客に加わるなんて前代未聞だよと呟く。
 
現状を整理するために、参加者の名前を書くリーダー。
でもレゴシの名前がなかなか出てこない。
 
ルイが教えるのかと思いましたが、
その前に「あっ こうだ」と思い出して名前を書いていたが、
その名前はビースターズ
 
思い切り間違えているが、ルイは思う所があったでしょう。
ビースターではなく、ビースターズ
 
メロンの一撃が入り、ダウンするレゴシ。
ギャラリーが増えているぞ、ちゃんと殺し合おうぜロンは言うが、
そこにルイが割って入ってきた。
 
これは殺し合いじゃない
縄張り争いだ
 
ルイはレゴシを抱き上げ、遅くなって悪かったと言う。
周りを見てみろ
肉食も草食も並んで立っている
もう誰もが知っている裏市の姿じゃない
変えたのは俺達だ!
 
世界が変わる瞬間・・・
というものが本当にあるなら・・・
 
決着をつけようメロン
 
流れは完全にレゴシ&ルイ。
しかしメロンは諦めが悪い。
何を考え、何をしでかすつもりでしょうか。