漫画好きのひとり言

今までありがとうございました!

ダーウィンズゲーム (FLIPFLOPs) game#87

カナメの帰還で一番ホッとしているのは
レインかもしれませんね。

カナメがいなくなってから、
サンセットレーベンズを引っ張ってきたのはレイン。
ビルの屋上で安堵のため息を吐くのも当然かも。
 
そんなレインを労ったのはスイ。
近くでレインの頑張りを見てきただけに、
その想いは一番強いかもしれない。
 
まあ、レインにしてみれば
スイの支えがあったからこそと言えるかもしれない。
 
それに全てはこれから
予想していたとおり、カナメが帰ってきた途端、
一気に状況が動き出した
 
本当にDゲームをクリアして
解放される時が近いのかもしれない
 
でも今更Dゲームが終わっても
元の暮らしが戻ってくるわけじゃない
それくらい、世界は滅茶苦茶になってしまったのだ
 
でもグリードのいない生活を取り戻せるだけでも安心できるよね。
今はそれを目指して頑張るしかない。
 
そして解放されて自由になったオボロ。
サンセットレーベンズに加入希望という事だが・・・
 
カナメの一存で決めるわけにはいかないと、
多数決で決めることになったが、
レインとスイが賛成、オージとリュージは反対。
 
結局、カナメの一票で決まることになりましたが、
カナメは「賛成」。
 
得体が知れないヤツだが、戦力にはなるし、
自分達が知らない情報を持っているかもしれない。
 
ちなみに、この時にカナメはレインをサブリーダーに決めていました。
カナメがいなかった5年間、ずっとまとめ役として頑張ってくれていた。
 
そして自分より今の情勢に詳しいのだから、
これほど頼れる存在はいないでしょう。
 
シュカさんが帰ってきた時に殺されそう・・・なんて言っていましたが、
まあ・・・大丈夫でしょう・・・たぶん。
 
そしてレインがカナメに会わせたいという人物の元に連れていきました。
困った時にはいつも相談に乗って貰っていたという研究者。
ジスラン博士とマリア博士。
 
カナメはジスラン博士に人狼ゲームの事を話し、
変化するグリードの事も話し合っていました。
 
ここで話は逸れて、Dゲームの異能についても話をしていましたが、
異能は遺伝しないという事から、
生物の適応進化とは全く無関係とジスラン博士は結論づけていた。
 
しかしこれを聞いていたオボロは笑う。
 
遺伝子だのDNAだの分子生物学だけで
生物の全てを説明できると思い込んでいる
今こそ学者の本分に立ち返るべきだ
 
神が創りたもうた この現実を観察し
宇宙の真理を探究する
 
この言葉でジスランは気が付きましたね。
 
知識や文化といった模倣子だって
我々の精神のありようには大きく影響する
異能が我々の精神と大きく関わるものだとすれば
模倣子こそ進化の要とすら・・・
 
なるほど、つい遺伝子的な事に目が行きがちですが、
それだけとは限りませんね。
面白い話でした。
 
そして本題。
人狼ゲームについてですが、
それなら捜査のプロの手を借りた方が良いとアドバイスされる。
 
そう、田護中さん達の事だ。
彼らは圏外村にいる。
 
カナメ達は列車で向かうようですが・・・
カナメは移動中に襲撃を受けた経験がありますからね。
嫌な記憶が蘇ったようだ。
 
そして圏外村では惨殺事件が発生。
犯人はグリードだと思われるが、
そのグリードは被害者に成りすましている可能性もある。
 
カナメ達が到着するまで、
これ以上の惨劇が起きなければ良いが・・・